今日も少し遡り、みどりの日のことになります。
この日は、都内でメンテナンスの現場がありまして、
立ち合いのために出掛けました。
場合によっては1日かかる事も覚悟していたのですが、
思いの外早く、昼過ぎには完了しました。
そこで、建て替えのために休館になるブリジストン美術館へ
『ベスト・オブ・ザ・ベスト』を観に行って来ました。
会期終了(5月17日[日])が近い、大型連休中と言うこともあり、
チケットを求める方々の長い列ができていました。
幸運なことに招待券を頂いて居りましたので、無事会場へ。
創設者・石橋正二郎氏の美術品収集に端を発する
石橋財団コレクション2,585点から選び抜かれたという、
約160点、どこに目をやっても煌く作品ばかりです。
展示の構成は、
Chapter1. 西洋近代美術
Chapter2. 日本近代洋画
Chapter3. 戦後美術
是でもか是でもかと展示された作品群は、
名立たる画家の作品がずらりと並び、その豪華さたるや
ちょっとしたパニックに陥りそうなくらいでした。
藤田嗣治も素晴らしかったですが、
青木繁の作品「わだつみのいろこの宮」は、
神がかりな空気を漂わせていて、虜になりました。
行列ができるほどの人で、会場内もごった返していたのですが、
目玉の作品に人が集中することなく、思いのほか観やすく、
タップリと好みの作品を堪能することができました。
ありがとうございました。