今朝は訃報で目覚めました。

また一人、スーパー・スターがこの世を去りました。

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写真は1986年、横浜スタジアムの公演チケットです。

この時、奇跡的にアリーナ12列目と言う

素晴らしい席のチケットを入手することができ、

最高にノッテいるPrinceを観ることができたことは、

本当にしあわせな思い出です。

当日は、アンコールでパープルレインを歌いはじめると

雨が降り出し、映画のシーンと相まって感激一入でした。

上の写真右側は、

当時の愛読書ぴあの表紙を飾ったPrinceです。

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その後も、1989年、1990年、1992年と

回を重ねるごとに洗練されたステージで

魅了してくれたのですが、

Princeの名前を捨てた頃から

難解になり、なんとなく離れてしまっていました。

それでも時折お見かけするPrinceは

いつも素敵で、まだまだ活躍して欲しかったです。

ご冥福をお祈りします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

日曜日は、ヤン・リーピンが日本の観客に贈る

最後の 『 シャングリラ 』 を観に

渋谷のBunkamuraまで出掛けて来ました。

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*カーテンコールのみ撮影が許されていました。

前回の『孔雀』で、時計役として、

公演中、2時間半に渡りずっと回り続けた少女

ヤン・リーピンの姪ツァイチーが

今回は髪を炎のように揺らしプロローグを踊りました。

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前回公演で最も印象に残っている

「花腰歌舞」フアヤオイ族歌舞は、

三拍子で歌い、二拍子でステップを踏み、

一拍子で手を叩くという難易度の高いものです。

各人で刺繍が違う衣裳は、自分たちの手作りで

1着創るのに4、5年かかると言われるものとのこと、

それはそれは美しいモノでした。

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最後は、ヤン・リーピン最後の舞い

「孔雀の精霊」

消費される文化というものもありますが、

少数民族に伝わる歌舞が

今後も継承されていく文化になることを望みます。

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「シャングリラ”とは”美しい場所”を意味する言葉です。

私たちはこの作品の中で、人間が本来持つ

”美しい気持ち”を表現しようとしています。

自然や生命に対する憧れや畏敬の念を言葉でなく、

昔から行われてきた踊りや歌によって表すのです。」

ヤン・リーピン

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

最愛のミュージシャン佐野元春さんの

35周年のアニバーサリーツアー最終日に、

東京国際フォーラムまで行って来ました。

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日曜日の夕刻から始まったコンサートは、

3時間半と、コンサートとしては、

考えられないような長い時間でしたが、

あっという間に過ぎて行きました。

セットリストは、35年を網羅するような35曲、

その曲ごとに思い出される出来事や思いもあり、

胸がいっぱいになったり、

大きな声を出して一緒に歌ったり、

身体は勝手に染付いたリズムで踊っていたり、

本当に盛りだくさん、存分に楽しませてもらいました。

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ツアー最終の東京公演と言うこともあってか、

沢山のお祝いの花が届いていました。

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一番気に入ったのが、星野 源さんより届いた

大輪のダリアとグリーンのバランスが素晴らしい、

こちらの花です。

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35曲を休憩を挟むことなく、

ひとりで歌い切った佐野さん。

そして、それをサポートしてくれた

コヨーテ・グランド・ロッケストラ、

ギターの長田進さんなどは、先月の

井上陽水さんのコンサートでもギターを弾いていて、

ちょっと本領発揮しきれず感がありましたが、

目一杯ロックな音を響かせてくれて嬉しかったです。

佐野さん、メンバーの皆さん、

本当に愛ある素晴らしい演奏をありがとうございました。

昨年末の横浜は体調不良で不完全燃焼でしたが、

大阪と今回で完全燃焼することができました。

疲労困憊気味の頭が、充填されましたので、

しばらくは、元気に頑張れそうな気がしています。

最後までお読み下さった皆様も、ありがとうございました。