今日は現在建築中の事務所の現場へ

緊結金物の検査に行って来ました。

柱と横架材(土台や梁、桁など水平に使用する材のこと)が

地震などで大きく揺さぶられた際に外れてしまわないように

その接合部に取付けるよう義務付けられた金物があります。

これらの金物が適切に取り付けられているか

断熱材などが充填されて見えなくなってしまう前に

検査をして確認します。

この作業、ひとりで行うとかなり時間が掛かるため、

通常、田中と二人で行っているのですが、

今日は初めて千葉に手伝ってもらいました。

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これまで、工事中に現場へ一緒に来る機会がなかったので、

検査の後には、照明やコンセントが実際現場で

どのように配線されているのかとか、

仕上がると見えなくなってしまうところに

いろいろな工夫がされている板金のことなど、

具体的に見ながら説明できる、いい機会になりました。

事務所に戻ってから、千葉も喜んで居りました。

家づくりは、完成すると見えなくなってしまう部分が

分かって来ると楽しさが倍増すると思うので、

これからも時々は、一緒に現場へも

足を運べるように出来ればと思いました。

中々事務所の建築について、ご紹介することが出来ませんが、

少しずつ進んでおります。

また、時折ご紹介出来れればと思っております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この秋の完成を目指して工事を進めている最中の

『ハナちゃんの家』ですが、現在、外部では、

2階部分の外壁を貼っているところです。

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外壁の仕上げは、ガルバリウム鋼板の平葺きです。

今回は3階建てと言うことで、積み重ねる貼り方にしました。

色は、ずいぶんと悩まれたようですが、天候によっては

白に見える位、明るいグレーを選択されました。

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内部では、階段の造作が進められているところです。

今回、光を採り込むために屋根上に物見塔を設けました。

写真は、その物見塔から3階へと下りる階段です。

この階段、1、2階の階高を抑えて

3階リビングの天井を高くしたいとのご要望から、

少し多くの段数が必要となり、6段回りになりました。

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そしてもう一つ、写真ではお伝え出来ないのですが、

3階リビングとに加え、回り階段と言うこともありますので、

冷蔵庫を3階まで運ぶことを考慮し、通常の階段よりも

ひと廻り巾を広げた設計になっています。

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上の写真は、2階から3階へと上る階段です。

こちらは、廻り部分が5段になっています。

5段回りの階段も綺麗で中々いいものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

おかげさまで本日、松匠創美の事務所が

無事、上棟することが出来ました。

久しぶりに真夏の空で、厳しい暑さとなりましたが、

前回同様、レッカー車を据えられない立地ということで、

手揚げによる建て方、お疲れ様でございました。

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昨年の春に「事務所を建てよう」と口にしたその時から、

いろいろな事が一気に動き出しました。

難航すると思われた土地探しもすんなりと決まり、

計画をまとめ、すぐにでも建築にとりかかりたい、

そんな思いはあったのですが、

何分、本来の役割であるご依頼いただいている家を

しっかりと完成させることが最優先です。

先送り、先送りされ、土地が決まってから、

ここへ辿り着くまでに1年を要しました。

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今回建築をする建物は、一戸建ての住宅よりも更に

小さな小さな建物になります。

そこで、Wooden hut(木造の小屋)と呼ぶことにしました。

このWooden hutは、松匠創美の家づくりの考え方を基本に

計画をしています。

暫くの間は、構造の見学をしていただくことも可能ですので、

ご希望がございましたら、是非問い合わせフォームより

ご一報下さい。ご案内させていただきます。

これから、少しづつ工事の様子も

ご報告していきたいと思っております。

時折様子を見にお越し頂けましたらうれしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。