以前、このブログにも書かせていただいたことなのですが、

前任の現場監督が3.11の震災の影響で、

西へと移住を決意した為、退社することになりまして、

新しく現場監督の募集をしていました。

比較的早くに手を上げてくれた者がいたのですが、

前職を中々辞することが出来ず、待つこと半年、

1月末でやっと退職できましたので、

2月より、晴れて松匠創美の一員となりました。

2012_0207AB

平井 宏之です。

どうぞよろしくお願いいたします。

趣味は、松田と同じ、ジャンベ(アフリカの太鼓)、

と言うことは、二人揃っていると、うるさくなるのではないかと

ちょっと心配しているところです。

これまでは、ピルの現場で監督業をしていました。

木造の細かい部分は、これから勉強しながら

覚えていくことになりますが、

現場を管理をするという基本の部分は同じですので、

早速、力を発揮してくれることと期待しています。

昨日は、とんだハプニングに遭ってしまいましたが、

鎌倉に建築中の新築現場へも進捗状況の確認に行ってきました。

2Fの床は既に張り終わっていました。

2012_0201CF

今回は、スギの30mmの厚板を張っています。

まだ、薄っすらと赤みがあってやさしい色をしています。

2012_0201AZ

1Fから見上げると、こんな感じです。

材料の段階で見たときよりも、グッと良く見えるから不思議です。

そして、1Fの床も張り始まっていました。

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1Fは、から松ですので、やや黄色味があります。

スギに比べると油分を多く含んでいますので、1~2年もすると

飴色に変化が始まります。

2012_0201BF

下処理として、桐の油を塗り、積み置いたものを張っています。

足元が出来上がって来ましたので、空間が明確になってきました。

今日は、昨年から改修工事をさせて頂いている現場へ

最終確認に行ってきました。

この改修工事は、全面改修であると同時に、

店舗併用住宅への改修工事でもあります。

その為、住宅部分をまずは先行して住めるようにと

工事を進めてきました。

2012_0126AP

南に海を臨むこの立地は、カケガイノナイモノですね。

2012_0126CA

仕上がっていないこの一面の壁だけは、クライアントさんが、

ご自身で漆喰を塗られるとのことで、下地処理のみです。

明日、塗られる予定です。

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水廻りも、海に面して浴室を設け、

浴室越しに海の見える、洗面脱衣室になっています。

洗面器は、大きさにこだわって、織部焼きで特注をしました。

かなりの大きさですので、製作時に一度割れてしまいまして、

納期が危ぶまれたのですが、何とか間に合って助かりました。

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まだ少し残工事があるのですが、

お向かいに引越しをされていたクライアントさんが、

明日から金、土、日と徐々にお引越しを始めます。

その間に終えたいと思っています。