今月中に完成予定で、葉山に建築中の新築の現場は、

現在、施主自ら、壁の漆喰仕上げ工事をされています。

画像 032

天井から壁の全てをご自身で施工された方は、

これまでいらっしゃいませんでした。

実は松匠創美では、その大変さから、

施主自主施工をあまりおすすめしてきませんでした。

しかし今回、クライアントさんとお打ち合わせを重ねる中で、

この方ならば、やり遂げられるのではないかと思えましたので、

お申し出を受け入れてみました。

実際、毎日通われて、施工されている姿には

とにかく頭が下がる思いでいっぱいです。

P2110002

いい味が出ているだけでなく、

現場へ行きましても、空間が既に

クライアントさんのエネルギーに満ち満ちていて

それは、感動的です。

あと一息、よろしくお願いいたします。

今日は、鎌倉で新築中の現場へ図面を届けながら、

進捗状況の確認をして来ました。

近隣に借りている駐車場に車を止め、

車から降りると、かなりの騒音が聞こえてきます。

何かと考えながら、現場へ到着してみますと、

外壁の下地のラス網を貼っている音でした。

2012_0210AK

今回の外壁仕上材は、左官塗り仕上の「そとん壁」です。

この辺りとしては、近年稀に見る寒い冬の為、

湿式の塗り壁の場合、

水分が乾く前に凍ってしまう恐れがあります。

そのため、これまで塗ることが出来ずにいました。

少し寒さが緩んできたようですので、気温の様子を見ながら、

工程を調整し、塗って行かなければなりません。

2012_0210AL

内部は、断熱材が入り、階段の形が出来上がっていました。

オビスギの階段材がほぼ無節のきれいな物でしたので、

とてもきれいに見えます。

2012_0210AP

裏側から見てもきれいです。

工期も半ばを過ぎ、お尻が見えてきましたので、

ピッチを上げてもらえるように、段取りをしたいと思います。

先週、新宿で打合せがあり、行って来たのですが、

ここ最近の寒さからか、帰り掛けにトイレに行きたくなりまして、

ちょうど目に入ったのが、丸井でした。

そこで早速トイレを探しますと、2Fに見つけました。

中に入るとちょっとした驚きが・・・

新鮮なトイレの造りに目を奪われました。

2012_0131AA

壁に沿って周囲に個室が並び、

中央部分にアイランド式の手洗いコーナーがあります。

その上部にはグリーンが吊るされていて、

後から入って来た若いふたり連れは、ジャングルミタ~イ!

と言っていました。

本当に、森のようなさわやかな雰囲気を感じるトイレでした。

他にも、パウダールームや着替えが出来る個室に

ベビーベットが置かれているコーナーなどもあって

大変、充実していました。

トイレ空間が居心地よいということは、とても素敵なことで、

こんなトイレがどんどん増えてくれるとうれしいと思うのでした。