土曜日は、味噌の仕込みを行いました。

これまでに松匠創美で建てた家のご家族が集まって下さって、

冬の寒~い一日を楽しく過ごすことが出来ました。

朝の9時には集合していただき、早速、大豆を煮始めます。

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お湯が沸きますと、灰汁取りに忙しくなります。

お話に花を咲かせながらも、手を休める間はありません。

小1時間もすると灰汁が落ち着きます。

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次は、プープー沸いているくらいの火加減を保つ必要があります。

その位でないと、大豆が煮えるのに時間がかかってしまうからです。

そのため、良い状態を保つために油断をすることはできません。

ちょっと目を離していると、結構の割合で吹きこぼれてしまいます。

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お昼は、みんなで葉山のほかほか弁当のエコ弁当です。

週末だけのメニューですが、好評で売り切れてしまうことも、

しばしばですので、今回はしっかり予約をして置きました。

おかげ様で、この日も好評でした。

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お弁当の後は、手作りのパンナコッタを作って来てくださったので、

しばし歓談しながら、とってもおいしく頂きました。

ごちそう様でした。

お腹がいっぱいになったところで、午後の様子は、また次回に。

明日は、味噌の仕込みです。

今年で16回目になります。

この週末は、寒くなるとの予報を聞いて「よかった~」と

寒がりの私が柄にもなく、毎年この日だけは寒くなることを祈ります。

なるべく菌に大人しくしていて欲しいですから。

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明日は、大豆12kg分の味噌を仕込みます。

今年は高知産の大豆です。

今年も陰陽洞さんに届けてもらいました。

いつもありがとうございます。

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先ずはこれを洗います。

水で洗うため、指がかなり冷たかったのですが、

想像していたよりは早く終わり、ホッとしました。

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丁寧に汚れを落とした大豆は、一旦ザルで水を切ってから

新しい水に一晩漬けます。

漬ける容器には、量が多いですので衣装ケースを使います。

もち米の仕込みと味噌の仕込み専用衣装ケースです。

これで下準備は完了です。

後は、大豆がたっぷり水を吸うため、

大豆が水から顔を出さないように確認しておきます。

昨日に引き続き、昨年末、高尾に完成をしました

「空が見える終の住処」のご紹介をいたします。

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2階を南側から見たところです。

1階とは吹抜けでつながっています。

天井はクライアントさんのご要望である広い空間にするため、

勾配天井にし、そこにはハイサイド窓を設けました。

この窓からは一日中、空が見えるようになっおり、

夏場には、吹抜けを通して2階へと昇ってきた熱気を

このハイサイド窓から屋外へと排出することができます。

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吹抜けとの間に設けられた腰壁は、寝るときに、

適度の安心感を与えてくれる高さを意識して決めました。

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階段脇には、ウォーク・イン・クローゼットを設けて、

お子さん家族が孫を連れて遊びに来ても泊まれるように

お布団がたっぷり仕舞える広さにしました

「空が見える終の住処」のご紹介は、次回が最後になります。

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建てた家『空が見える終の住処』-3

建てた家『空が見える終の住処』-2

建てた家『空が見える終の住処』-1