8月は15日、16日とお盆休みをいただきました。

連休することがあまり無いということもあり、

明けて17日の月曜日には、なんだかとても久しぶりに

仕事をする感覚で、戸惑っている自分にビックリしました。

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そんなお休みを利用して行ったことは、

ハイレゾ盤を聴く環境を整えることでした。

向かった先は、横浜のヨドバシカメラです。

Macを利用して、Boseのスピーカーで再生したかったため、

Boseのコーナーへ向かいましたがメーカーの方が居なくて、

オンキョーのお兄さんに声をかけました。

「全く知識がないので一から教えて下さい」とお願いをすると

懇切丁寧に様々な接続方法を教えて下さり、

条件に合った必要なものを揃えることができました。

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次は帰ってセッティング、接続に関しましては、

オンキョーのお兄さんのお陰ですんなりと完了しましたが、

Macで再生するためのハイレゾ再生ソフトのセッティングが

中々上手くいかずに、手間取りまして、

残念ながらお盆休み中に聴くことは叶わずでした。

そして1週間後の昨日、なんとかセッティングが完了し、

聴くことができる環境が整いました。

ハイレゾを初めて聴いた感想は、また明日。

最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

今日も8月8日・9日・10日に日本建築専門学校にて

行われました第18回木造耐力壁ジャパンカップのご紹介です。

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決勝トーナメント1回戦ふたつ目の対戦は、

滋賀職業能力開発短期大学校の『Aegis(イージス)』対

kiba 勝 timbers(東大農学部)の『いたまさん』です。

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滋賀職業能力開発短期大学校は総合3連覇中の強豪で、

これまで粘りの壁で総合優勝を重ねてきました。

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対する『いたまさん』は、予選で最大耐力を出し勝ち上がって来た、

今大会最も堅い壁です。

見た目にもその密度の違いがよく判ります。

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この対戦、予測では右の『いたまさん』は剛性が高く動かず、

左の『Aegis(イージス)』は大きく変位しながら壊れずに粘り、

勝負は、変位量の差で『Aegis(イージス)』が敗れる

との想定だったのですが、左の『Aegis(イージス)』、

今年は粘りだけでない硬さも兼ね備えた壁をめざしてきた

と言う成果と、右『いたまさん』の剛性が高すぎたことにより

土台が破断して、左の『Aegis(イージス)』が勝利を納めました。

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『いたまさん』さすがにこれだけ剛性が高いと足元が厳しいです。

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しかし、柱脚補強材としてウリン材を使用するなどして、

金物を使用せずにこれだけの剛性が出せると言うのは、

素晴らしいことです。会場もどよめく見応えのある対戦でした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございまた。

今年の耐力壁ジャパンカップは8月8日・9日に予選、

10日に決勝が、日本建築専門学校にて行われました。

今年も残念ながら決勝一日の観戦になりましたが、

見応えのある白熱した、いい戦いが繰り広げられましたので、

各対戦ごとにご紹介をしていきたいと思っております。

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最初の対戦は、左側、木考塾の『びわ湖1号』対

右側東京理科大学永野研究室野田ソイソー’sの『板杉くん』

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木考塾は、滋賀の建築士、工務店、大工さんほか職人さんが

在来木造住宅を研究する会とのこと、今回が初参戦です。

社会人チームらしく、実践的貫工法を発展させた壁で

足元はホールダウン金物で固定してあります。

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対する東京理科大学永野研究室野田ソイソー’sも

今回が初参戦になります。

ヒノキとスギで構成されたシンプルな壁は、

貫工法にスギの面材をはめ込んだもので、金物未使用です。

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対戦の結果、右側『杉板くん』の足元が破断したことで、

変位が大きくなり、左側『びわ湖1号』が勝利しました。

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添え柱と面材の強さに対して、

足元の長ホゾ込み栓が頑張りきれなかったようです。

節と込み栓位置の関係もあまり良くなかったかもしれません。

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また、中央部分のスギの面材もかなり効いているようで、

柱が繊維と直行方向に割けているのに驚きました。

初参戦同士の対決は、木考塾に軍配が上がりました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。