最近では住宅の設計をさせていただく際に、

TVは見ないので、とおっしゃる方が増えています。

家に全くTVを置かれない方もちらほら。

比べて私は今でもTVを録画して時間のある時に

楽しんでいます。毎週録画をしている番組の一つに

『ぶらぶら美術・博物館』があります。

2018年5月29日の放送回は、

東京都庭園美術館「フランス絵本の世界」展でした。

山田五郎さんの博識で歯に衣着せぬコメントを

いつも楽しみにしています。

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「フランス絵本の世界」展が行われていましたのは、

少し前にご紹介をしました旧朝香宮邸のお隣に、

2014年に完成をしました新館です。

この新館は、旧朝香宮邸と写真の三保谷硝子で造られた

美しい廊下でつながっています。

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写真は、GWに庭園美術館へ行った際に撮影したものです。

季節や時間帯によって刻々と移り変わるその陰影は、

本当に美しく、暫し見とれてしまいました。

私が訪れた際は、旧朝香宮邸にたっぷりと時間を使って

しまったため、「フランス絵本の世界」展は、

通過してしまったのですが、帰りのミュージアムショップで

大学の第二外国語の教材だった「ぞうのババール」の絵本が

目に飛び込んできて、全く理解できなかった

第二外国語の苦い思い出が蘇ってしまうのでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は、2015年9月に完成をしました

『乗務員室のある家』の完成写真ご紹介の6回目、

乗務員室の中へ入っていきたいと思います。

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乗務員室は2部屋あります。

写真左側、南に面した明るい乗務員室は奥様のお部屋。

写真右側、北に面した乗務員室は、

コレクターのご主人のお部屋になります。

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先ずは、奥様のお部屋からご案内いたします。

乗務員室の扉を開けて中へ入りますと、

正面の壁には、窓を囲むように造り付けの本棚、

南面には掃き出しの窓と木製バルコニーがあります。

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振り返りまして、乗務員室の扉の横には狭間があり、

吹き抜けの窓が開閉できるようになっています。

梁の上で2階ホールやロフトとつながっています。

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続きましては、ご主人のお部屋をご案内いたします。

コレクションを納めるため壁面にはグルっと

造り付の棚を設けました。

しかし、先日お伺いすると驚くことに

棚は、既に物で埋め尽くされ、床を侵食していました。

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奥様のお部屋とは違い、屋根に達するまで棚を設け、

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鉄道模型を収納するコレクションボックスも

ご要望に合わせて、造らせていただきました。

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乗務員室の扉側も屋根に達するまで棚になっています。

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乗務員室の扉の上も現在は棚になっています。

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棚が取付けられていない壁面は北側の窓上だけですが、

この面は、奥様のご希望もあり空間が維持されています。

こちら、ご主人のコレクションルームは、

計画当初より北側をご希望されていまして、

その理由としましては、コレクションが日焼けしないように

との配慮からでした。

西に面した壁に窓を設けましたが、通風を目的としたもので、

日が差し込まないようにして、ご使用になられています。

最後に、今回コレクションルームの様子を

ブログへの掲載させていただくことを快くご了承下さった

クライアント様に心よりお礼申し上げます。

ありがとうございました。

また、最後までお読み下さった皆様、

ありがとうございました。

梅雨入り間近の貴重な晴れの週末、

どうぞ有意義にお過ごし下さい。

乗務員室のある家のご紹介は、もう少し続きます。

昨日は雨の中、日産スタジアムで行われました

サッカー日本代表 VSガーナ代表の試合を

観戦に行って参りました。

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久しぶりの代表戦、横浜開催を楽しみにしていたのですが、

あいにくの雨模様で大変でした。

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席はコーナー付近、前の方でしたので、目線が低く、

死角があり、ピッチは遠く、試合の様子も分かりにくくて、

試合観戦と言うよりは、応援席と言った席でした。

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選手入場では、スタジアムがブルーに染まりました。

ブルーは後退色で中々圧倒的に見せることが難しいのですが、

このライトはとても効果的に思いました。

短い時間でしたが、本当にきれいでした。

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試合は見どころもあまりなく、応援席も元気なく

後半は雨で体が冷え、集中力も途絶え気味でした。

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試合終了後は、W杯壮行セレモニーが行われました。

スモークが焚かれ、

ウカスカジーのお二人が応援ソングを歌い、

沈んだ気持ちと冷えた体をいくらか温めてくれました。

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再びスタジアムがブルーに染まり、

西野監督、長谷部選手がお話をされました。

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W杯の壮行試合には、毎回足を運んでいますが、

こんなに演出のある壮行セレモニーは初めてでした。

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最後は選手たちがグランドを1周して、見送りました。

前回のW杯が終わった直後には、次のW杯の頃には、

世代交代しているだろうと思っていましたが、

今日発表になったメンバーを見てびっくりしています。

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即席チーム監督と言うこともあり、安定のベテラン選手が多く、

フレッシュさに欠ける感は否めませんが、本大会では、

ベテランの素晴らしい選手たちを超える若手の活躍に

期待しながら、応援したいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。