昨日、今日と二日間かけて建て方(上棟)をしました。
重機が入らない土地なので、久しぶりに人力での作業となりましたが
無事に上棟できて良かったです。

上棟おめでとうございます。

先週末は、5月末に改修工事を終えたばかりの

神奈川県民ホールの大ホールで行われました

野村万作萬斎 狂言の現在2018を観に行って参りました。

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写真は、ハート形の葉を見つけ撮影したものです。

 

まずは萬斎さんによるレクチャートークから始まります。

そこで、この日演じられる演目のあらすじなどを

最初に解説がありますので、予備知識がなくても狂言を

存分に楽しむことができます。

 

最初の演目『柿山伏』は、息子の野村裕基さんが山伏を演じます。

まだ、まだ、ですが、お父様目指して頑張って欲しいです。

 

二つ目の演目『成上り』は、人間国宝 野村万作さんが

太郎冠者を演じます。決して86歳とは思えない、

声と躍動的な動きで、楽しく笑わせてくれます。

 

休憩を挿み最後の演目『花折』は、野村萬斎さんが

新発意を演じます。新発意とは見習い僧のことで、

住職が留守の間に言いつけを守らずやらかしてしまうお話。

何でしょう、この萬斎さんの圧倒的な才能は。

声、表情、視線、動き、どれをとっても素晴らしく

観るものを魅了し引き付けて離しません。

大いに笑い、存分に楽しませてもらいました。

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写真は、伊豆城ケ崎で撮影した大迫力の松の木です。

 

一つだけ、狂言に慣れていない者にとしましては、

終わり方が分かりにくいので、最後に皆さんで舞台に上がり

ご挨拶とかあってくれると分かりやすいと思うのですが・・・

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

どうぞ良い週末をお過ごし下さい。

今日は、2015年9月に完成をしました

『乗務員室のある家』完成写真、8回目のご紹介になります。

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既にご紹介をさせていただきました乗務員室の入口のある

2階ホールには、吹き抜けを設け、

その上部に取付けられたシーリングファンによって、

1階と2階の空気を上下に動かします。

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更に2階の各部屋は、ロフトを介して

トイレを除く全ての空間がつながっているため、

建物全体の空気がすべて緩やかにつながる計画です。

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吹き抜けから1階を見下ろしますと棚が見えます。

それでは、1階へ降りて棚のご紹介をいたします。

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先程の棚は、列車の網棚を復元したものです。

古い列車の棚受金物をお持ちだったクライアントさんと

鉄道博物館で実際にその金物がどの様に使用されていたのか

実物を見て、恐らくこんな感じだったのではと

復元してみたものです。

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古い鉄道の雰囲気を目指して、上げ下げ窓を設け、

壁に木の装飾して、着色もしてみました。

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実際に使用されていたコレクションのボックスシート

と、それを真似て製作させて頂いたボックス席を置くと

随分と雰囲気が出てきます。

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建物は、シンプルな外観をしていますが、

木製のフェンスは、線路との境に設けられている

コンクリート製の鉄道柵をイメージしたデザインです。

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駐車場の屋根も古い木製の鉄道駅舎の屋根を模した

デザインになっています。

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8回に渡りご紹介をして参りました

『乗務員室のある家』は、建物としての基本性能、

耐震性、断熱性、耐久性などを担保しつつも

随所に鉄道マニアのご主人のこだわりが散りばめられた、

特徴的な建物になりました。

これから末永く愛される家であって欲しいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。