葉山のまちを散歩していますと、

家の外観に木を使用しているお宅がとても多いことに気づきます。

外壁に板を張る仕上げでしたり、木製のバルコニーやデッキ、

木製のフェンスもよく見かけます。

最近ではラティスフェンスのような洋風のものも多くなりましたが、

昔ながらの板塀も残っています。

2010_0409AA

この写真の板塀もその一つです。

この板塀よく見るととても丁寧な仕事がしてあります。

2010_0225AG

キャップになる笠木に板金を被せて雨が掛かりにくいようにと

加工してある部分と(写真左側)、斜めに加工して

水捌けを良くして腐りにくいようにしてある部分があります。

もちろん、土台部分にも、同様の斜め加工がしてあります。

2010_0225AF

最近ではこのように質の良い仕事を見掛ける機会が

減ってきていますので、見つけるといい勉強になります。

8月26日はレインボーブリッジの日です。

1993年の8月26日に開通したことから決まったようです。

2010_0313AC

葉山に暮らしていますと、

馴染みの大きい橋といえば横浜ベイブリッジですので。

今年の春、久しぶりにレインボーブリッジを通ったとき感じたのは、

横浜ベイブリッジに比べるとコンパクトだなぁ~と言うことでした。

しかしレインボーブリッジは、

東日本最大級の”吊り橋”なんだそうで、

確かに、吊り橋のイメージからは程遠いスケール感です。

2010_0326AC

ちなみに、上の写真の横浜ベイブリッジは”斜張橋”です。

(吊っている部分が斜めになっています。)

2010_0313AE

そして、レインボーブリッジを都内へ向かって走って行きますと、

正に”東京の橋”といった感じで、橋の向こう側に

ビル郡が見えて来ます。

私にとっては、とても新鮮な景色に映りました。

昨日に引き続き今日も、倉敷ツアーで得たことについて

書きたいと思います。

倉敷と言えば倉敷川に沿って建ち並ぶ町並みです。

正直な所、映画のセットかアミューズメントパークのような

町並みなのではないかと半信半疑で向かいました。

2010_0805BL

実際にそこへ行ってみましたら、想像以上に美しい町並みでした。

2010_0805BD

こんな絵になる景色を見ることも出来ます。

でも、倉敷川沿いはやはり観光地の佇まいです。

そこから一本裏へ回りますと、そこには生活の匂いのする

町並みが息づいていました。

2010_0805AS

道幅がヒューマンスケールで、緩やかにカーブしている感じが

とても心地よい町並みでした。

2010_0806AG

高台にある、阿智神社から町を眺めても

フィレンツェの町を見下ろした時に感動した美しさに

共通するものがあると思いました。

そこに立ってみて感じることの大切さを再確認致しました。