今日から数回に分けて、今年のGW前に完成をしました

『三世代バリア”アリー”の家』のご紹介をいたします。

まずは、タイトルにもなっている『バリア”アリー”』についてです。

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初めて「バリアアリー」という言葉を聞いたのは

朝のニュース番組だったと思います。

全国から見学者が絶えない介護施設が紹介されていました。

自分の両親は70代半ばくらいからみるみる足腰が弱くなり、

今では母は寝たきり、父も今回の入院でどうなるかで、

そんな両親の様子を見ていて、自分も基本デスクワークで、

常々あまり体を動かさない生活をしていますので、

将来が不安に思っており、興味をひかれました。

もちろん、危険を誘発するようなバリアは設けないことが

大切ですが、意識的に日常生活の動き中に

ちょっとした負荷を掛けることで少しでも衰えが防げるとしたら、

それはとてもいいコトではないかと思いました。

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『三世代バリア”アリー”の家』は、ご夫妻と2人の息子さんに

ご主人のお母様が同居するの完全同居型です。

敷地の立地は、南側に隣地の建物が迫って立っているため

2階リビングのほうが適しているのですが、

お母様は既に脚が少し悪いとのことでした。

リビングとお母様の部屋を1階へ設けるよう検討しましたが、

上手く納まらず、どちらかが2階になってしまいます。

そこで、リビングを2階に設け、毎日階段を上り下りすることで、

筋トレをしていただく「バリアアリー」計画に決まりました。

次回からは内部のご紹介をいたします。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今朝は葉山辺りでも、久しぶりに日差しを見ることができました。

今日は朝からあちこちと行く予定でしたので、助かります。

少し高くなった空には、うろこ雲が広がっていました。

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朝は、今月引渡し予定の『乗務員室のある家』へ向い、

外構の打合せを行いました。

実は『乗務員室のある家』には、『ボックス席』も出来る予定です。

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大分、車窓の雰囲気が出来て来ました。

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その後は、この春お引き渡しをしました

『三世代バリア”アリー”の家』へ、

不具合の様子を確認しに行って来ました。

その際に拝見した、リビングの一角の子供コーナーは、

おもちゃを散らかしていてもいいところになっているそうで、

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バルコニーへ出るために設けた踏み台は、

腰かけられて、ベンチにもなるとは思っていましたが、

子供にとっては、立派なカウンターにもなることが判りました。

そして、午後は鎌倉へ現調に行き、役所で調査をして、

雨の降りだす前に事務所へ戻ってくることができました。

雨に降られず、仕事が捗り、助かりました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

今日は朝から、三世代バリア”アリー”の家の

竣工写真撮影を行いました。

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お天気に恵まれたことでカメラマンの中島さんは、

汗だくでの撮影になってしまい、最後に

「毎日こんな撮影だったら痩せるな」と言っておられました。

いつも、ありがとうございます。

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そして、撮影を終えた夕方からは、いよいよお引渡しでした。

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注意事項の説明や書類の受け渡しをしている間、

お子さんたちが家中を走り回り、楽しんでいる姿は、

いつもこちらまで、うれしい気持ちにさせてくれます。

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最後の工事用の鍵から正式な鍵へと切り替わる

戸締りは、お兄ちゃんが任されました。

これでお引渡しが完了です。

帰り際に、うれしい熨斗紙の贈り物をいただきました。

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こちらこそ、長期に渡り、ありがとうございました。

奥様がまだ自分のモノのような気がしないと仰っていましたが、

これから少しずつ、ご家族に馴染むよう、

みなさんで育てていって下さいね。

本当にありがとうございました。