今日から数回に分けて、今年のGW前に完成をしました
『三世代バリア”アリー”の家』のご紹介をいたします。
まずは、タイトルにもなっている『バリア”アリー”』についてです。
初めて「バリアアリー」という言葉を聞いたのは
朝のニュース番組だったと思います。
全国から見学者が絶えない介護施設が紹介されていました。
自分の両親は70代半ばくらいからみるみる足腰が弱くなり、
今では母は寝たきり、父も今回の入院でどうなるかで、
そんな両親の様子を見ていて、自分も基本デスクワークで、
常々あまり体を動かさない生活をしていますので、
将来が不安に思っており、興味をひかれました。
もちろん、危険を誘発するようなバリアは設けないことが
大切ですが、意識的に日常生活の動き中に
ちょっとした負荷を掛けることで少しでも衰えが防げるとしたら、
それはとてもいいコトではないかと思いました。
『三世代バリア”アリー”の家』は、ご夫妻と2人の息子さんに
ご主人のお母様が同居するの完全同居型です。
敷地の立地は、南側に隣地の建物が迫って立っているため
2階リビングのほうが適しているのですが、
お母様は既に脚が少し悪いとのことでした。
リビングとお母様の部屋を1階へ設けるよう検討しましたが、
上手く納まらず、どちらかが2階になってしまいます。
そこで、リビングを2階に設け、毎日階段を上り下りすることで、
筋トレをしていただく「バリアアリー」計画に決まりました。
次回からは内部のご紹介をいたします。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。