工事も終盤になっております、大黒柱のある家は、

外壁の左官工事は終わって、

今日は、左官屋さんが玄関の土間コンクリート打ちと、

キッチンのタイル貼工事を行うと言うことで、

そのタイル割の打合せのために行って来ました。

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今回キッチンに貼るタイルは輸入のタイルです。

ということで、厚みが厚い上に、

1枚1枚にサイズのばらつきがあります。

そのため、実物を並べて目地調整をしてみているところです。

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設計者は、タイルを決める際に、

なるべく四角いタイルは四角いままの真物で貼れるようにと、

窓の位置や寸法の調整をしています。

その意図を職人さんにお伝えして、加減をしていただきます。

タイル割と言う作業、意外と厚みが加わり立体的になりますので、

繊細で、全てに気を配ることは難しい作業なのです。

図面で説明するだけでは、どうしても不安が残るため、

直接打合せができますと、安心感が違います。

よろしくお願い致します。

毎日、毎日、よく雨が降ります。

今日は夏至、一年で一番、陽が長い日ですが、

太陽が顔を覗かせることはありませんでした。

現在工事中の大黒柱のある家は、

来月の頭にお引き渡しが迫っているのですが、

雨続きで、外壁がまだ仕上がりません。

ちょっと心配になってきました。

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内部は、今日現場へと行ってみましたところ、

壁の下地が貼り上がってきていましたので、

来週からは壁の仕上げ工事に入れそうです。

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今回は、大人が4人で暮らす家です。

そのため、2階には個室が4つあります。

今日のようなお天気でも、安定した明かりを得ることが出来るよう、

北側の2部屋には、ハイサイドライトを設けました。

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また、梅雨明け後の夏には、この窓を開けていただくと、

夜はずいぶんと涼しく過ごすことが出来ることと思います。

現在新築中の現場は、床張りが始まりました。

写真は、クライアントさんのお父様が丁寧に桐油を塗布し、

桟積みして置いた床板です。こちらの床板を張ります。

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今回張る床板の樹種は、レッドパインです。

クライアントさんのご希望によりこちらに決まりました。

レッドパイン材は、大きな節が特徴的ですので、

好みは分かれる樹種だと思います。

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張ると大きな節は、こんな感じです。

大工さんが、節の位置が揃いすぎないように

張る順番にひと手間かけて、きれいな木目柄に仕上がっています。

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そして、土曜日は、現在新築を検討中のご夫妻から、

現場を見学したいとの、ご連絡をいただきました。

急遽のことでしたが、ご案内ができてよかったです。