昨日は、壁の断熱材の施工に立ち会いに行ったのですが、

壁に断熱材を充填する作業までしか

確認することができませんでしたので、

今日は気密フィルムを貼る作業を確認するために、

再び、現場へと向かいました。

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写真の右側は、断熱材を充てんしたところです。

左側は、そこに気密フィルムを貼ったところです。

この後、継ぎ目部分は重ね代をとってテープ処理します。

実際に施工した部分を細かく確認していきますと、

松匠創美、独自の納まりの部分が各所にあるため、

その辺りで今後はどのようにすればシートが貼りやすく、

気密も取りやすいかなどを考える必要がありそうでした。

今日は、メーカー担当者や作業をしてくれた職人さんも居たので、

今後の改善策について、意見交換ができ、

行った甲斐がありました。

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外部は屋根と板金の工事が終わり、

外壁下地のラス網張が行われていました。

梅雨の晴れ間が続くことを期待したいところです。

今日は、朝から瑕疵担保の検査がありましたので、

現場へ行ってきました。

検査自体は特に問題なく無事終えることができました。

そして今日は、壁の断熱材を施工しているところを

確認することがもう一つの目的でした。

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少し前に、最近では床の断熱材を

プレカットしていることを書きましたが、(こちら→)

今回は初めて、

壁の断熱材の施工を専門の職人さんに依頼してみました。

と言いましても、今回はトライアルと言うこともありまして、

断熱材メーカーさんや、フィルムメーカーさんも立会いをしての工事です。

これまで松匠創美では、壁の断熱材は大工が施工していました。

ひとつは、これからの大工不足を考えてのことと、

もう一つは、近年、断熱性能の向上が求められていることもあり、

施工精度をより高めたい、との思いがあってのことです。

今後、是非、定着させて頂きたいと思います。

030更には、屋根工事中の板金屋さんが作業していましたので、

屋根の通気部分の納まりを確認することが出来ました。

こうして直接打合せができると、安心感が違います。

今日は、緊結金物の検査へ現場へ行ってきました。

木造軸組工法の場合、柱、梁、筋違いなどの各材を

組み合わせて骨組みが出来上がっています。

そのため、それぞれの材のつなぎ目の部分が外れにくいと、

地震などの外力がかかった時にも一体的に頑張り、

建物全体として耐力を保つことができるようになります。

そこで、それぞれのつなぎ目の部分には、

金物を取り付けて補強をすることになっています。

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例えば、上の写真のような感じです。

ただ、この金物、各所同じものを取付けるわけではないために、

間違った金物を付けてしまったり、付け忘れがあったり、

さらには、筋違いに取付ける金物にビスが7本必要なところ、

1本足りなくてもいけませんので、ビスの本数も確認が必要です。

時には場所によって、指示した金物が取付けられないと

現場で言われることもあります。

そんな時は、どうしたら取付けられるか一緒に考えたり、

違う形状の金物に変更したりと知恵を絞って取付ます。

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そんな中、今日はクライアントさんのお父様が

現場で床板に桐油を塗布してくれていました。

楽しみながら丁寧に作業されている様子が印象的でした

今日は第1段の1/3を塗り終えました。

第2段、第3段もよろしくお願い致します。