葉山・鎌倉・逗子・湘南の注文住宅は工務店【松匠創美】
神奈川県三浦郡葉山町
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2級建築士試験
7月4日の日曜日は2級建築士学科試験の日でした。
受験をされた方々はお疲れ様でした。
自己採点の結果に一喜一憂をされたことと思います。
何はともあれ、合格圏内と思われる受験生の皆さんは
早速、製図試験に向けての準備を始めなければなりません。
ここで少し気を緩めて、一息入れたい所だとは思いますが
9月12日の日曜日まで2ヶ月しか有りませんので
一気に駆け抜けていただきたいと思います。
大手受験予備校は12日の日曜日から
設計製図試験の受験講座が始まります。
今年の出題は
「兄弟の二世帯と母が暮らす専用住宅」(木造2階建)です。
いろいろなパターンが想定できまので
合格するには「自力」が必要になってくると思います。
と言うことは経験の少ない方は数多くの問題に
取り組んでおくことが必要となります。
これから2ヶ月間は試験のことで頭が一杯になるくらい
そのことに集中すると良いと思います。
その為には身の回りの方々にご協力いただけるよう
最大限の誠意を示す必要もあるかもしれません。
受験生の皆さんをサポートできるよう
私もしっかり準備をしておきたいと思います。
アレルギー!?
先週末、空(クウ)の顔が濡れている感じがして
少し疑問に思い、日曜日によ~く見てみましたところ
どうやら掻き壊してしまったらしく、傷口が膿んでしまっていました。
その為に濡れているように見えていたようです。
月曜日に早速病院で見ていただきますと
原因は蚤によるアレルギー症状のようです。
実は、先代犬の陸は肝臓を悪くして亡くなったため、
これまで空にはあまりお薬を使いたくないと思っていました。
その為、蚤退治の薬も空には使っていないのです。
でも、掻き壊して辛そうにしている空を見ていると挫けそうです。
病院で膿んでいる部分を洗うためのものは
処方していただいたのですが
痛いからなのでしょうか、なかなか傷口を見せてくれません。
「たって~、やなんだもん」
心配な気持ちがあふれ出てきますが
もう少しの間、様子を見守ってみたいと思っています。
木構造塾
今年も東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授の
稲山正弘先生の「実務者のための木構造について」の
講習会(全4回)が始まりました。
*写真は弥生講堂アネックス、設計は河野泰治さんで、
構造設計を稲山正弘先生がされました。
そこで今回、稲山先生が話されていた中に
日本の木造軸組工法は世界的にも貴重な存在である
というお話がありましたので、今日はそのお話です。
では何故世界的に貴重な存在なのでしょうか?
それは木造住宅の建て方は、
組立てが簡単で技術力が必要とされない
アメリカ生まれのツーバイフォー工法が世界を席巻していて
その国固有の工法は各国で伝統工法として
細々と建てられている程度になっているからと言うことです。
そんな中、日本では技術大国と言われた技術力で
それまでは熟練の技術力を必要とされた
大工が木材一本一本手で加工していたものを
機械によって木材を加工出来るように適合させ
価格的にもツーバイフォーに対抗できるようにしたことで
現在も普通に独自の工法で木造住宅を建てている
世界で唯一の国と言うことです。
大工の熟練の技術力はカケガイノナイ宝ですが、
まずは、「木造軸組工法が広く残っていくこと」
それも大切なのかもしれないと思うのでした。