今日の葉山は午後からまた、しっかり冷たい雨でした。

陽は確実に長くなっているのですが、春らしさがいまひとつ、

今日現場であった外仕事の職人が、

仕事が進まないと嘆いて居りました。

来週は少し、晴れの日が増えそうですので、期待しましょう。

008

昨日の午後は車で134号線を西に向かって走っていました。

すると、七里ヶ浜辺りで江ノ電の線路脇に人だかりが見え、

何かあったのかと目を凝らしてみましたら、

何だか見覚えのあるその様子で思い出しました。

『ブラタモリ』の撮影をしているようでした。

そう言えば、4月から『ブラタモリ』が再開するのでした。

帰ってから調べてみますと、明日から放送開始とのこと。

早速、録画をセットしました。楽しみです。

2011_1107AA

最近では、録画の予約が容易になりましたので、

見たい番組は録画して置き、好きなタイミングで観ることが多く

朝のニュースとスポーツ番組以外は

リアルタイムでテレビを観ることがほとんどなくなりました。

週末は、昨日久しぶりに観たくなったと書きました

『黄昏』のDVDをアマゾンで991円で見つけ、

思わず購入してしましたので、早速、鑑賞したいと思います。

こちらも楽しみです。

皆様もどうぞ良い週末をお過ごし下さい。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日は床材のグレードや貼り方についてご紹介したいと思います。

006

先日ご紹介をしました桜(チェリー)の床材は、

輸入品のラスティックグレードの材で、

赤身、白太、節部分を加工場でランダムに継ぎ合せ、

一定の長さの板状にした定尺の床材です。

今回は寸法精度が比較的良く、施工性も良好で、

豊かな表情は、クライアントさんにも

たいへん気に入っていただいています。

15_02_26 horiuchi_L_14

こちらは同様のラスティックグレードのナラの床材です。

接ぎ目のない、長さがまちまちの材で乱尺と呼び、

大工が杢目や加工の具合(巾や厚さ実の具合等々)をみて

貼ります。そのため定尺のモノに比べると手間がかかり、

仕上がり具合に腕の差が出やすいのですが、

リズミカルで表情豊かに仕上がります。

15_02_26 horiuchi_L_49

また、ナチュラルグレードは、白太や節が少なく

大人しい杢目の部分のみの床材を言います。

そのため仕上がりは、とても落ち着いたやさしい表情になります。

下の写真は、床材として、世界中で最も多く使用されていると言う

オーク材のナチュラルグレードで継ぎ目のない定尺の1枚物です。

15_02_26 horiuchi_L_26

また、最近ご要望が多くなっている床の貼り方に

ヘリンボーン貼りと言う貼り方があります。

45センチ程度の短い材を斜めにずらしながら貼る方法で、

この貼り方、1年の中で気温差、湿度差が大きい日本では、

暴れが出やすいということがあり、

少々段差が出ても問題ない土足使用でない場合には、

寸法安定性の高い材を使用することがおすすめです。

15_02_26 horiuchi_L_50

ひと口に無垢の床材と言いましても様々です。

お好みはどんな感じでしょうか。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日の葉山は、思いのほか、よいお天気に恵まれ、

満開の桜の中、中学校では入学式が行われ、

松匠創美では、棟梁松田の誕生日を祝いました。

022

もちろん、空之介くんも参加で、おいしいケーキをいただきました。

お誕生日、おめでとうございます。

この一年も大きな怪我なく過ごせますよう、祈っております。

2015-04-06 18.27.38

そして、そろそろ仕上げ段階の『三世代バリア”アリー”の家』、

今日は、照明やコンセントについて仕上げに入る前に

現場にて実際の位置の確認をしていただきました。

この段階ではすでに配線やボックスの取付を終えており、

ひと部屋ごとにその位置を

具体的に目視で確認することができます。

その空間に身を置き確認することで、

図面で打ち合わせていた時には気付かなかったことに

気付く場合もありますので、この手順は欠かせません。

「仕事で昨日から寝てないんです」と仰るご主人にも

仕事上りにご参加いただいて、たいへん感謝しております。

ありがとうございました。

今回は、一箇所だけコンセントが追加になりました。

早速、明日には電気屋さんが来て追加する予定です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日で3月も終わり、部屋には春らしい花を飾ってみました。

クリスマスローズと貝母(編笠百合ともいうそうです)、

青い花はニゲラです。

クリスマスローズは、名前が春らしくないのですが、

地植えですと今頃まで咲いています。

ニゲラは春から夏に掛けての花でまだ少し早いかもしれません。

004 (2)

そんな今日、2015年度税制改正関連法が

参院本会議で可決、成立したそうです。

消費税率の10%への引き上げにつきましては、

「景気条項」が削除され、景気情勢次第でさらに先送り

と言うことはなくなり、2年後の2017年4月から

消費税は10%へ引上げされることが確定しました。

消費税が3%から5%へと引き上げられた時にも

家を建てる費用にかかる消費税額の大きさを痛感しましたが、

その頃は世の中がデフレに向かっている時でしたので、

材料費が値下げされることも多く、

価格を据え置いて、質を守ることができました。

更に、税率は5%から8%へと引き上げられ、

現在は円安、オイル高により材料費が高騰しています。

3月から1割増しどころか2割増しになった輸入材料もあり、

ここへ2%の税金が上乗せされることは、

今後の家づくりに大きな課題になるものと思われます。

IMG_0946

加えて、住宅の省エネルギー基準が改正されたりと、

年々、法的に住宅の性能向上が義務付けられており、

住宅の性能や品質を下げることなく守りつつも、

コストをどう調整できるのか、難しい挑戦が始まります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

今から15年前の平成12年3月に完成した家があります。

こちらのお宅では、完成から数年後に、

ご家族のお一人が車いすを使用する生活になり、

それによって床はタイヤで酷使され続けて来ました。

この度、娘さんがご結婚、お孫さんの誕生で

床の汚れが気になるとのご相談を受け、

状態を確認させていただきに伺いましたところ、

床は、まだまだ貼りかえる必要があるとは思えない状態でした。

将来はリフォームをして、二世帯同居も考えているとのことで、

今回は、灰汁洗いと汚れ落としを行うことにしました。

一昨日は、その様子を確認に行って来ました。

IMG_0956

床材は信州のカラマツが使用してあります。

灰汁洗い液を塗布し汚れを浮き上がらせてから、

水で汚れを洗い取っていきます。

かなりの汚れが床板に付着していたことが分かります。

IMG_0960

左側が汚れ落とし前の状況です。

中央の濡れている部分が薬剤の塗布後に洗っているところで、

右側は洗いが終わり、少し乾いてきたところになります。

IMG_0962

乾きますと、写真右上の様に明るい色に戻ります。

すべてを洗い終え、水分の蒸発を待ってから、

後日、桐油を塗布して仕上げます。

今回使用した灰汁洗い剤は、身体への負担が少なく、

喉が焼けるようなこともなく、シッカリと汚れを落としてくれました。

汚れを溜めこまないことが一番ですが、

溜まってしまった汚れは、取り除くことが可能です。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。