数年前に自分用に写真の雛人形を買い求めました。

やさしいお顔と素朴な彫りに金箔のハレっぽさが

気に入っています。

手のひらサイズですので、出すのも片づけるのもあっという間、

そんな手軽さも自分用ならではです。

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東京生まれ神奈川育ちの私の雛人形の飾り方は、

男雛が右(向かって左)、女雛が左(向かって右)が自然です。

京都では大嘗祭などの宮廷儀礼の伝統に順っており、

<男=陽=左><女=陰=右>という

陰陽説の組み合わせを守って東京とは逆に飾るそうです。

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江戸の風俗画にはどちらも描かれていることから、

江戸町民の多くはそれほど意に介していなかったと考えられ、

むしろ明治23年以降、欧米の列強諸国に追いつくために

国際化しなければならず、

欧米によってつくられた国際儀礼に倣い、

明治天皇が昭憲皇太后の右に並ぶようになり、

東京の雛人形業界がこれに従ったことで標準となったそうです。

ただ、男雛女雛を右上位に並べながらそれ以外については、

左上位に飾っていることから、こんなところにも

和洋折衷の現代世相が現れているとは、面白いです。

『陰陽で読み解く 日本のしきたり』より

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日は境界線のことについてです。

原則土地は境界線によって区画管理されています。

しかし、古くから代々受け継がれてきた土地などでは、

まだまだこの境界線が整理されていない場合も多くあります。

ただし、建築の敷地としましては、

敷地境界線を明示する必要があり、

中でも、隣地境界線と道路境界線を区別しています。

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『バイクガレージのある家』の場合の道路境界線は、

写真のコーンが立っているU字溝の右端になります。

しかし、この道路の道路幅が4Mに満たないために、

建物を建てる際には、将来道路幅を4Mに拡幅出来るように

道路後退が必要になります。

写真U字溝に平行するように設けられたラインが

この道路の後退位置を示しています。

道路後退とは、後退した部分を建築の計画敷地に

含むことができないため、

後退部分の面積は敷地面積に算入することはできません。

また建築物や工作物を建てることもできません。

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道路以外の隣りの敷地との境界線は隣地境界線と呼び、

今回は隣地境界線に沿ってブロックを積み

少し背の高い木製のフェンスを設けています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

今日の葉山は予報通りとても暖かく、春の陽気で、

寒い日が続いていましたので、ちょっと一息つけました。

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上の写真は寒かった10日の夕方、西方面の空です。

下の写真は、振り返って東方面を見たものです。

夕日に染まった町がとてもあたたかい感じがして、

思わずカメラを手に取りました。

ついつい夕日に気を取られてしまいますが、

夕日に照らされた側の夕景があったことを思い出しました。

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実は先週からWindowsの言語バーが行方知れずです。

昨日、呼びかけに答え帰って来てくれたのですが、

今朝はまた何処かへ行って現れません。

毎日、お迎えに上がらなければならないようでは、

非常に不便ですので、どうか、再び以前のように

定住していただきたいのですが、如何なものでしょうか。

皆さんの言語バーは旅に出掛けることはありませんか?

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日の葉山は朝からずっと、みぞれ混じりの雨が降り続く

とても寒い一日になりました。

明日、配筋検査の予定が入っていますので、

お天気、回復して欲しいです。

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こちらは外部配管工事中の様子です。

職人さんの隣りにあるのは、穴を掘るための重機です。

こんなに小さいのですが、かなりの戦力となってくれるようです。

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パッと見は、子供が遊具で遊んでいるかのようで、

なんともかわいらしい感じがします。

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最後に、昨晩の満月です。

天窓からくっきりと見ることができました。

今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

昨日は節分、飽きるほどのお豆を食べ、

来年はこんなに沢山食べなければならないのであれば、

お豆を厳選しようと心に誓いました。

そして本日、昼過ぎに立春を迎えました。

(国立天文台によりますと、2月4日12時58分)

暦の上では今日から春です。それだけで気持ちが上向きます。

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実際には寒さの底を超えたばかり、

明日は雪の予報も出ておりますが、

現場近くの梅は、たくさんの花を咲かせていますし、

辛夷の蕾もずい分と膨らみ、

あたたかな春へ向けての準備は進んでいるようです。

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昨年の冬至は新月と重なる『朔旦冬至(さくたんとうじ)』

と、珍しい冬至でしたが、本日、立春は満月と重なり、

満月のパワーを受けて迎える新年は、

良いスタートが切れそうで、なんだかうれしい気がします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。