今日は、久しぶりに本の紹介です。

表紙の2匹の猫、仲良くじゃれているようですが、

左の子は彫刻なのです。

IMG_3696

彫刻とそのモデルになった子の物語

『 旅する彫刻 』 はしもとみお

彫刻家である、はしもとみおさんの作品集。

撮影は写真家の砺波周平さん。

IMG_3697

作品からも写真からも動物たちへの愛情が滲み出ていて、

ページをめくるごとにその愛らしい姿に笑顔になります。

猫と犬がメインですが、それ以外の動物も登場します。

こんな本も出ているそうなので、

自分でも彫れたらなぁと妄想を膨らませてみたりしています。

51DAB+Zur8L._SY351_BO1,204,203,200_

こんな愛らしい子たちを見て

余震が収まらない熊本で被災している犬たちを

保護する活動をしている団体に、

空之介の貯金から僅かばかりの寄付をしました。

どうか一日も早く、余震が収まりますように・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は、先週末にお引渡しを終えました

リフォーム工事についての最終回になります。

以前、途中経過をご紹介しました2階の部屋3つ。

02-1

窓を断熱性の高い樹脂製へと交換し、

既存の内装べニアは、壁、床共に劣化が見られたため、

壁は、石こうボードを貼って塗装仕上げに

床は、無垢のフローリングを重ね貼にしています。

02-2

壁の色が明るくなったことで、随分と印象が変わっています。

03-1

元々和室だった2部屋は、長押をそのまま残し、

(長押とは、窓の上に回っているボーダー状の板のこと)

劣化して剥がれていた聚楽壁は塗装で仕上、

畳は無垢のフローリングへと貼り替えました。

03-2

天井の板貼りはそのまま残し、

長押も残したことで和室の雰囲気はそのままに

とてもいい感じの仕上がりになりました。

04-1

北東に位置するお部屋の窓は、

障子も残すことにしまして、サッシは交換せずに、

ガラスだけペアガラスに交換しています。

04-2

昨日は、眠れぬ夜を過ごされた方も

沢山いらしたのではないでしょうか。

住宅のストック活用が大きな課題と言われる昨今ですが、

中古住宅の質を向上させることが、

どれだけ大切なことか、改めて教えられた思いです。

微力ではございますが、これからもコツコツと

安心してくつろげる家づくりを続けていきたいと思います。

被災された皆様に、一日も早く、

ゆっくりと眠ることのできる日常が、

戻ることを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も先週末にお引渡しを終えたばかりの

リフォーム工事についてのご紹介です。

05-1-horz

2階の共有部につきましては、

サッシ本体を交換するのではなく、窓ガラスの交換で

コストを押えつつ、断熱性能を向上させました。

05-03 (1)

これまでシングルガラスの入っていたアルミサッシに

ペアガラスをはめ込みました。

ガラス面がひと回り小さくはなりますが、

ガラス部分の結露が防げますので随分違うと思います。

08-1-horz

トイレは、個性的だった内装の色を

シンプルな色に塗り替え、落ち着いた雰囲気に、

便器は新しいものに交換しましたが、

懐かしいコーナーの手洗い器はそのまま残しました。

06-1-horz

廊下部分は、前のオーナーさんのDIYが

途中になっておりましたのできれいに仕上げ、

天井部分に点検口を設けて断熱材を充填しました。

これで少し夏の暑さが緩和されるのではないかと思います。

次回、今回のリフォーム工事のまとめで最後になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

昨日に引き続き、先週末お引渡しを終えた

リフォーム工事についてのご紹介です。

2015-12-26 11.23.43

南に面したリビングダイニングの北側に

独立タイプのキッチンがレイアウトされています。

以前のキッチンキャビネットは、

明るさよりも収納力を優先としていましたので、

窓が小さく、やや暗い印象がありました。

2016-04-09 18.23.45

そこで今回は、断熱性能の向上に際して、

窓を広げ、勝手口も光の入るドアに交換することで、

明るいキッチンを目指しました。

夜の撮影だったため、

その明るくなった様子がお見せできず残念です。

07-2

既存のウォールキャビネットも

キッチンの扉の色に合わせて塗装をしました。

元々の木の縁取りや引手が、全体の雰囲気とマッチして、

とてもいい感じに仕上がりました。

07-3

また、以前のコンロは壁際にあったため、

コンロ前に立つと勝手口の土間部分の段差に

落ちてしまいそうで、危険な状態でした。

そこで、コンロ位置の変更と共に

土間部分を最小限のスペースへと縮め、

段差も少なくすることで、コンロ前に立ちやすくしました。

リフォーム工事のご紹介は次回へ続きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

先週末は、2月後半より工事を行っておりました

リフォーム工事が無事完了致しまして、

お引渡しを行って参りましたので、

今日は、その様子をご紹介致します。

10

築40年の木造住宅ですが、

元のオーナーさんがDIY好きな方で、

各所に手が入り、大切に使われていたようでしたし、

基本的な骨組みが大変シンプルな造りで、

無理が少なく、良い建物でした。

10-2

しかし、40年前と今とでは、耐震に対する考え方や

断熱に対する考え方には大きな違いがありますので、

今回の改修では、この2点に手を加えることで、

安全性と住み心地が向上することをめざしました。

01-2

1階のリビングダイニング南面の壁は、

断熱性能の高い窓へ交換するとともに、

耐力壁を適切な位置へ設けました。

01-1

断熱材も床、壁共にしっかりと追加充填しました。

09-04

玄関も入ってすぐに階段があり、

玄関からの冷気が家中へと回ってしまう

レイアウトでしたので、

階段室との間に壁を設けて区切りました。

09-01

扉を引き戸にしてありますので、

夏場などは、開け放して置くと風が通り

涼しく過ごすことも可能だと思います。

長くなりましたので、続きはまた。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。