秋の楽しみのひとつ、今日は読書についてです。

いつも早朝、湯船につかりながら読書をしています。

もう少し続きが読みたくて、あと1ページ、もう1ページとしていると

長湯になってしまいますので、そこは自制が必要です。

でも、夏の間は、長く浸かると湯上りが暑つ過ぎるため、

短めにしていましたが、この季節には長く浸かっていられますので

ゆっくり読書が出来ることが日々の楽しみになっています。

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今日は、最近読んでとても気に入った本をご紹介いたします。

『 暮しの哲学 』 池田晶子著

14歳という年齢について書かれている節があるのですが、

以下引用です。

生まれるということは、言語と論理を獲得することだと私は理解しています。それが「考える」ということの始まり、したがって「人間として」生まれるということなのです。言語と論理の獲得以前、人は自らの感覚はじめ事象を対象化することができない。「それは何か」を言うことができない。言語と論理を獲得して、初めて人は、「それは何か」を言えるようになる、理屈によって理解できるようになるわけです。

この能力、すなわち「ロゴス」に目覚めるのが、どうも14歳という年齢のようなのだ。

引用おわり。

この節を読んで、自分にとっての14歳も、自己が確立した時で、

この大切な年に、素晴らしい先生との出会いがあり、

その影響は、その後の自分の人生に

大きな影響を与えてくれたと思って居りましたので、

これまではよく14歳を物心がついた年齢と言っていたのですが、

とても納得のいくその解釈に思わず唸ってしまいました。

いつも仕事の本以外は、読み終えると古本屋さんに出しています。

手元に残す本はわずか、年に1.2冊です。

この本は残ることになった大切な1冊になりました。

8月後半から始まったリフォーム工事ですが、

本日無事、お引き渡しを完了致しました。

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祭日でした月曜日に、ご家族お揃いで

事前確認をしていただいておりまして、

その際にご指摘をいただいた部分の手直し工事を行い、

一部完了していない部分もありますが、お引渡しとなりました。

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リフォーム工事の場合、新築工事に比べますと

圧倒的に打ち合わせの時間が少なくなります。

そのため、どうしてもお伝えしきれていない部分があると

気づかされることがあります。

短い期間で、自分たちのしようとしていることを

どれだけしっかりお伝えすることができるのか、今後の課題です。

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引渡しを終えた安堵感もあり、帰り道に

はるか沖を通過している台風の様子を見ようと

現場近くの丘へ登ってみました。もちろん車です。

沖の方には、どんよりとした雲が垂れ込めています。

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でも、上空は少しずつ青空が顔を覗かせていました。

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そして、西の方には明るい空が見え始めていました。

いい感じです。

今日の午後は、次の連休中に引き渡し予定の現場へ

仕上がり具合を確認するために行って来ました。

電気屋さんとは器具の取付位置を最終確認しました。

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そこへ、クライアントさんが

お茶の差し入れを持ってきて下さいました。

いつもお気遣い頂きまして、ありがとうございます。

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ちょうどいいところへ来て下さったクライアントさんと

未確認部分の打合せをすることが出来ました。

少し前に、息子さんの喘息発作が起きてしまって、たいへんと

お聞きしていたのですが、少し落ち着いたとのこと、何よりです。

私のほうはちょうど今朝から喘息の症状が出始めています。

朝方の冷たい空気が影響しているようです。

喘息持ちには少々辛い季節です。

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その分、ラブラブするのにはいい季節になって来ましたので、

空之介くんに元気づけてもらっています。

いつもありがとうね。