ロンドンオリンピックが閉会しました。

これでTVに釘付けの生活から解放されます。

反面、ちょっと寂しい気もしています。

松匠創美は、明日14日(火)から16日(木)までの3日間、

夏休みとさせていただきます。

こちらのブログも合わせてお休みさせていただき、

17日(金)から気分も新たに、再開したいと思っております。

その際は、またご訪問いただけますとうれしいです。

お休み前の今日は、本の紹介です。

「世界で一番くわしい木材」 木の研究会著

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木材の入門書として木の家に関する勉強会の

「木の研究会」により執筆されたこの本は、

学術的なことよりも、家づくりに用いられる木材について

構造材、造作材に分けそれぞれに適した木材を解説し、

他にも使用箇所に合った適材を紹介してあります。

とても分かりやすく、お勧めです。

実は、この本を執筆した「木の研究会」には、

木のコーディネーターの木童さんが所属されていて、

今回執筆に参加されたそうです。

その際に、レッドシダーの施工例の写真に

松匠創美で建てた家のモノを使用してくれています。

そのお礼にと、1冊本書をいただきました。

良い内容でしたので、とても喜んでおります。

ありがとうございました。

今日はリフォームのご相談をいただきまして、

都内大田区へ行ってきました。

車で向かいましたので、道中が暑いことは予想しておりましたが、

アスファルトの照り返しは、本当に厳しいものでした。

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お邪魔させて頂いたお宅は、昭和の香りたっぷりの建物で、

窓が大きくとられており、風の通りが良く

エアコンなしでも、思いのほか涼しく感じました。

ご相談内容は、親子3世帯4世代が玄関は一つでも、

各世帯ごとに暮らしを営めるようにしたいというものでした。

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95歳で最年長のおじい様は、これまでの暮らしは、

あまり変わらないように、少しだけ使いやすく。

60代の親世帯は、老後に備えこれまでよりコンパクトにして、

出来たスペースに、30代の共稼ぎの子世帯が、

2人目のお子さんが間もなく生まれるますので、

親世帯の力を借りながら、子育てできるようにと。

そんな思いを伺ってきました。

こちらの建物は、平屋から増築し一部建て替えたりと

その歴史は長く、ご家族と共に成長し、

みんなに愛されてきましたので、

これからも愛していただけるように、

知恵を絞って計画を立てたいと思います。

ちょうど一週間前、階段を踏み外して捻挫をしました。

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その時に踏み外したのが、写真の階段です。

この階段、1段目が危険であることは、

従来より、十分に認識をしていました。

登って行くとこの先、右側にカーブを描いている階段です。

そのため、登る時には注意をして

左側から大周りをして登るように心がけていました。

ところが先週、注意散漫で

財布にカードをしまいながら降りてきたため、

最後の一段のことはすっかり頭から抜け落ちていました。

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悪いことに、この時、左寄りを降りてきたため、

あると思っていた最後の一段がないので、

階段一段分の勢い付で

左足首をひねった状態で着地をしてしまいました。

一瞬息ができないくらいに、痛かったです。

そして、今日までは、自分の不注意が招いたことと

反省をしていたのですが、

本日、再訪しましたところ、

構造上仕方のない理由が全く見受けられないにも拘らず、

「階段の造りは構造上仕方ないのでご理解ください」と言われ

パブリックな階段を趣味で危険な階段に作ることの罪深さを

もう少し、理解した方が良いのではないかと思ってしまいました。

職業病です。

とは言うものの、絶対的に不注意は危険ですので、

今後は気を付けるようにしたいと思います。