先週見学に行って来ました住宅棟も今日が最後の1棟です。

最後は、藤森照信さんの設計した住宅になります。

2009_1127CP

昔ながらの方法でつくった、焼きすぎの外壁が特徴です。

この日、案内をして下さった方によりますと

こちらのポストを確認した時、中に外壁の貼替え工事のチラシが

入れられていたことがあったそうです。

2009_1127DR

これは階段室なのですが、手前が主寝室への階段で、

奥が子供室への梯子になっています。

これは、子供室へは親が簡単に入れないようにとの

藤森さんの考えによるものとのことです。

私にはない発想で、新鮮でした。

2009_1127DT

梯子の先の子供室。

室形状、大きさ、窓の位置、かなり私の好みの空間でした。

時間がなくて一瞬しか居られなかったのが残念です。

この家は住めそうだなぁと思いました。

今のところ販売するかどうかは決まっていないようですが

購入希望者もいらっしゃるとのことですので、

出来るだけ永く利用していただけるといいですね。

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□ 松匠創美 設計 久保歩美
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今日も先日見学に行きました住宅棟のひとつを紹介します。

今回一番の若手建築家、藤本壮介さん設計の住宅です。

一見すると住宅なのかわからない風貌をしています。

2009_1127CJ

2.5m角の箱を積み上げ、その組み方によって空間を生み出す。

見学をするのには一番面白味のある建物でした。

2009_1127BV

しかし、この迷路のような住宅に実際に住むことは想像しにくく

子供が一体どこで何をしているのか把握することは難しく、

部屋から部屋へのアクセスも階段やハシゴを使って

しかも、狭いので身体をあちこちにぶつけながら

上り下りをしなければならないので

体力的な余力が必要な感じがしました。

2009_1127CG

でも、折角の企画住宅ですので、この位遊びのある

挑戦している感じには好感を持ちました。

そして、藤本さんの講演を聴いたときに今回のプロジェクトで

立体的であることは楽しいと気づいた」

とおしゃっていたことに、たいへん共感をしました。

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先週見学へ行って来た住宅棟の中のひとつで、

西沢大良(タイラ)さんの設計の建物です。

「人間は光なしでは生きていけませんから」という 

大良さんの言葉を知りとても楽しみにしていました。

何故ならわたしは無類の寒がりで、

小学生の頃から「太陽ってありがたいね」

などと言っているような子でしたので

太陽が昇ってから沈むまで常に太陽の存在を感じていられる家。

それはとても魅力的なことに思えたからです。

2009_1127EG

コンセプトを形にするとこんな感じですが・・・

2009_1127BR

実際に内部に足を踏み入れてみますと、

この日は曇りでしたがとても明るい空間が広がっていました。

ただ、間取りはつながるほうがいいと思ってはいますが

全くのワンルームには少し抵抗を感じました。

2009_1127AX

そして、この家のもう一つの重要なポイントは温熱環境です。

今年、ひと夏を越してみた結果としては、

風のある日は比較的涼しく過ごせるそうですが、

風のない日はやはりまだ改善の余地があるかもと

案内して下さった方は言って居られました。

とても参考になる、いい体験をすることが出来ました。

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