現在、横浜市港南区に建築中の建物が、

あと半月程で完成予定です。

今回、クライアントさんのご好意により、

皆さまに見学していただくことが出来るコトになりました。

ありがとうございます。

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コツコツと地道に建築させていただいているという事情もあり、

松匠創美のつくる家のテイストを味わっていただける機会は

そう多くはございません。

当日は、今回の家の特徴や完成に至るまでのエピソードなども、

お話しながら、ご案内をさせていただきたいと思っています。

是非、この機会に、お時間がご在いましたら、

見学をしに、足をお運びいただけますとうれしいです。

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~「建てた家見学会」~

 日 時 : 2011年06月25日(土)・26日(日)
      10:00~16:00
      (ご都合の良い時間帯をお知らせください。)

 場 所 : 神奈川県横浜市港南区
      (お申込みいただきました方には後ほどメールにて
                 詳細なご案内を、お送りします。)
 
 お申込み・お問合わせ : 松匠創美HP『メールを送る』の
       メッセージ覧に、ご希望の日時(時間帯)を
       ご記入の上お申し込み下さい。

※大切なお客様の家をお見せする為、予約制とさせて頂いております。

東日本太平洋沖地震に関する報道の多くは、

津波による被害と、福島第1原発事故に関するもので、

地震による建物被害についてはあまりないように思います。

そんな折、先週、神奈川建築士会の既存耐震診断委員会主催の

「補強後建物の被害報告会」がありましたので、聴いてきました。

3時間の予定の報告会でしたが、途中休憩はなく、

報告をされる皆さんが、各々ハイペースでお話をされても、

30分延長になる内容の濃さでした。

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メインは、仙台市内の建築設計事務所の建築士が、

実際に現地で、被災建築物応急危険度判定をした状況を

報告してくださったので、とても具体的でよく理解できました。

恐らく、3月11日の震度としましては、

1978年の宮城県沖地震と同程度とのことですが、

長周期地震動でしたので建物への影響は小さく、

寧ろ、建物に影響を及ぼしたのは、短周期地震動であった

4月7日の余震のほうだったようです。

それ相応の具体的な建物被害の報告を聞きましたが、

阪神淡路大震災の時のような、建物倒壊により

人命を奪われるような被害は、少なかったようです。

ただ、これに安心するのではなく、今後は更なる地震対策や、

津波対策などの課題に取り組んで行くことが大切だと思いました。

今日は、再生可能な自然エネルギーについてです。

松匠創美で太陽光発電システムを導入した3年半前、

世の中では、公的補助金もなくなり、再生可能な

自然エネルギーの利用に対しての逆風が吹いていました。

そんな中でしたので、冷静に比較検討をすると、

二の足を踏んでしまうような状況でした。

それでも、広く普及することによって、市場の原理が働き

生産過程の環境負荷が削減され、コストダウンすることで、

自然エネルギー利用促進の一助となればとの思いで、

経済性は棚上げして、太陽光発電システムを導入しました。

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純粋に自分の使う電力を電力会社から購入するだけでなく、

自ら、生み出したいとの思いが強かったこともあります。

現在は、補助金が復活し、発電効率も少しずつ上って来ている

との話を耳にして、うれしく思っていたりします。

また、個人的には、6年前に市民風車ファンドへも出資しています。

出資した5基の風車は昨年度、16,500万kW

(およそ、4,550世帯分に相当する電力です)

の電力を発生しました。

まだまだ、広く理解を得られているとはいえない状況ですが、

再生可能な自然エネルギーが有効に利用されるようになる日が

近い将来、実現することを信じたいと思います。