今日の午後は、現場でミスが発覚しました。

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こんな時には、気持ちがオロオロしてしまいます。

するとつい、ミスを隠蔽(無かったことに)したくなります。

でも、一番しなければならないことは、

ミスがあったことを認めることだと思います。

そして、現状を分析し、どのようにこのミスに対処することが、

建て主さんにとってより良いことなのかを考えることです。

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結果、今回は出来上がりには、問題のない解決策を

見つけることが出来ました。

とは言いましても、今回のミスは確認不足が原因です。

今後は、これまで以上に、注意深く確認をするように致します。

本日は、ご心配をお掛けしまして、申し訳ございませんでした。

昨晩から雨が降り始めて、今日は一日、冷たい雨になりました。

そのため、本日予定していましたコンクリート打設は、

朝の連絡で、順延となりました。明日の天気はどうでしょうか。

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今日は、今年5月に新しくなったスパン表について。

9月の中頃、この新しくなったスパン表の利用方法についての

講習会が開催されましたので、行って来ました。

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こちらが、新しくなった平成23年版スパン表です。

このスパン表は、木造軸組工法の梁などのサイズを

あらかじめ構造計算等を行い「早見表」の形式に整理して、

設計施工実務に活用できるように工夫された技術資料です。

2階建ての住宅を設計する際には、この早見表を参考にして

梁などのの寸法を決めていきます。

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こちらは、旧スパン表です。

新スパン表は、平成18年版に比べますと、各所で詳しくなり、

判りやすくなっています。

今日から、鎌倉で住宅の新築工事が始まりました。

鎌倉には、文化財保護法で定められた史跡や

埋蔵文化財包蔵地として、指定をされている地域が、

38ヵ所あります。

今回の敷地は、この指定を受けています。

敷地を60cm程度しか掘らない場合には、

発掘調査は必要ないのですが、

今回の敷地は、道路と敷地に高低差がありますので、

3メートル程度、掘らなければなりません。

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そこで、埋蔵文化財発掘の届出を市に提出し、

工事の概要を確認していただいた上で、

市教育委員会の方の立会いの元、掘削を行います。

そして、今日はその立会いの日でした。

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写真のように、市教育委員会の方が地層を確認して、

貴重な資料となる地層や遺物などを調べます。2011_0920AR

今回は、古い地層から生活に使われていたと思われる、

素焼きの食器の破片が出てきましたが、

住居跡などではなく、この周辺で生活していた痕跡とのことで、

特に、これ以上の発掘の必要は無いと判断されました。

発掘調査となりますと、平気で半年くらい

工事に取り掛かることが出来なくなりますので、

結果を聞いて、ホッとしました。

これで、予定通り工事を進めることが出来ます。