先週の土曜日は、ベットを納めてきました。

以前、リフォームをさせて頂いた100年住み継ぐ家です。

今年は、こちらのご長男が受験生と言うことで、

部屋をスッキリさせて勉強をしやすくする目的で

7月中に・・・と依頼を受けていたのですが、

何とか間に合いました。

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搬入のことを考慮し、フレームのみ事前に製作して

仕上げは、実際に設置するところで行いました。

床下の湿気が上がって来やすいことで、高床式ベットです。

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実は、3年前にもご依頼をいただき造り付の子供用ベットを

製作しています。その時のことはこちらです。

今回は、この頃の様にベットの上で飛んだり跳ねたりはしない

とのことで、シンプルな造りにして、ご予算内に納めました。

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仕上がり具合を確認にお邪魔しましたところ、

ご長男が、かき氷を買いに行ってきてくれました。

今年初のかき氷。ごちそう様でした。すっかり涼しくなりました。

新しくなったベットでグッスリと眠って、

夏季講習がんばって下さいね。応援していますよ~。

3月引き渡し予定の改修工事の現場が

「もう一息で仕上がる」というところまで来ました。

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今回の改修工事は床の不陸を修復し

再度不陸が発生しないための構造的な補強を行い

2階部分に子世帯を新設します。

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最近では、築30年前後の建物の改修工事の依頼が

増えているような気がしているのですが、

改修工事には、いろいろなケースがありまして、

暮らし方の変化による改修工事。

今回の様に、親世帯に子世帯が同居するための改修や

終の棲家への改修工事などがあります。

また、建物の性能面での改修工事。

例えば耐震改修や断熱改修工事などです。

しかし、新築に比べて計画通りに仕事を進めることが難しく

柔軟な対応と技量が求められる、厳しい工事です。

無事完成できますように、もう一息。

がんばります。

土曜の午後は、現在、改修工事中の現場へ

状況の確認に行ってきました。

この建物、2階床に大きな不陸が起きていましたので、

改修工事を行うにあたりましては、こちらの補修も行います。

そのために、2階組と小屋組の両方に補強を行うことにしました。

この日は、2階床組の補強中でした。

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写真は、大梁を新たに追加しているところです。

大梁の追加は、1本の梁にかかる負担を

少しでも軽減することが目的です。

幸い、下部に柱があるところに梁が追加できましたので、

効果に期待をしています。

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梁受け金物に梁を落とし込むのですが、

下は1階の天井ですので、万が一にも落とすことはできません。

慎重に移動します。

無事、この日は2本の梁を追加することが出来ました。

016作業がひと段落したところで、足場から見えた夕景です。

この後、きれいな茜色に染まっていました。