葉山で現在リフォーム工事が進行中の現場は、

準備にかなりの時間を掛け、ご要望を整理しました。

その結果、一番の目的は『断熱改修』に決まりました。

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そこで、大掛かりにはなりますが、窓を交換することにしました。

上の写真は、窓を交換したところです。

断熱性能の高い、樹脂サッシに入れ替えました。

窓の規格寸法が数年前に改正され、統一規格になったこともあり、

以前の窓より、少し大きくなったり、小さくなったりしています。

サッシの取付しろは、ケーシングで化粧しました。

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こちらは、交換前の写真です。元々のサッシは、

シングルガラス入りルーバータイプのアルミサッシでした。

このタイプの窓、使い勝手が良いと根強い人気があるのですが、

隙間が多いルーバータイプは、断熱性能を向上させるには、

少々難点が大きく、使用することがなくなりました。

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写真は、事務所へ遊びに来てくれたヤモリ?でしょうか。

そろそろ冬眠の準備ですね。

今年の冬は寒いとの予報、心の準備も必要なようです。

今日の葉山は、とても気持ちの良いお天気でした。

暑くもなく、寒くもない、こんな穏やかな日が

少しの間、続いてくれると良いのですが、

どうも台風シーズンはまだ終わっていないようですので、

気が抜けないようです。

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今朝は、雪止め取付工事の立会いに行きました。

昨シーズンは珍しく、葉山周辺にも大雪が降りました

それまでは、積もるほど雪が降るようなことがない、

この辺りの屋根には、あまり雪止めがついていませんでした。

そのため、生垣が倒れてしまったり、車をへこませてしまったりと、

落雪による被害を多く耳にしました。

そんな環境の変化から、昨年リフォームをさせて頂いた

クライアントさんから依頼をいただくことになりました。

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耐久性のあるものでとのご依頼でしたので、

軒先付近にステンレス製のL型アングルを取付けました。

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アングルを留める金物もピッチを細かくしてあります。

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大きさはこの位です。写真は職人さんがとってくれました。

昨日は台風被害で10件ものお宅を回らなければならず、

大変だった職人さんですが、今日は予定通り来てくれました。

冬が来る前に、無事、雪止めが取付けられ安心しました。

どうも、ありがとうございました。

昨晩から今朝にかけて関東をかすめていった

今回の台風26号は、伊豆大島に甚大な被害をもたらしました。

既に16人もの死亡が確認され、未だ行方不明者も

多数いらっしゃるようで、年々増大しているように思える

台風被害に、脅威を感じずにはいられません。

また、今日の午前中は、鉄道のダイヤの乱れによる

困難に見舞われた方々がたくさんいらっしゃったようで、

大変だったことと思います。お見舞い申し上げます。

おかげ様で、葉山辺りは深夜の出来事だったと言うことあり、

その凄さを目の当たりにすることなく、過ぎていきましたが、

台風の後にクライアントさんからご連絡をいただくと、

何か被害に合われたのかと思い、心配になります。

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こちらは台風被害ではなく、現在リフォーム中の現場写真です。

長年雨が侵入していたようで、

すっかり梁が腐って無くなっています。

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同じ部分を内部側から見たところです。

この場合、複雑な2階の屋根形状が原因だと思われます。

谷の多い屋根形状は、シーリング材に頼っていることが多く、

長い年月を経ると、シーリング材が劣化し、

雨が侵入してしまう可能性が高まります。

屋根形状だけでなく、複雑な外観の建物の場合には、

定期的にシーリング材を打ち直すことがおすすめです。