今日の午後は葉山の事務所からすぐ近くで、

リフォーム工事をしておりました現場のお引き渡しでした。

住宅業界は現在、

年内中に既存認定品の防火窓の出荷停止、

消費税の増税による駆け込み需要、

木材利用ポイントによる国産木材の品不足、

と大混乱が生じております。

そんなこともあり、通常の納期で材料が入らなかったり、

職人不足で、職人の確保が難しくなったりしています。

そんな中、無事引き渡すことができまして、

ホッと一息つくことができました。

ご協力下さったみなさんのおかげです。

どうもありがとうございました。

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さて、詳細は後日改めてご紹介をさせて頂きたいと

思っておりますが、写真は完成した浴室です。

ヒバの香りが扉を開けると溢れ出てくる感じです。

十和田石との組み合わせもとても品良く仕上がりました。

こんなお風呂で長湯ができたらきっと幸せだろうなぁと

思ったりしています。

そろそろ仕上げの工程に入って来ましたリフォーム工事です。

今回は壁を左官で仕上げますので、

その仕上げ方(パターン)につきまして、先週末に、

実際の壁に塗って確認をしていただきました。

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事前にクライアントさんのイメージをお聞きして、

何パターンかのサンプルを造って見て頂いていたのですが、

実際、壁に塗っていただくと、その説得力が違います。

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今回パターンをつけるための道具を

いくつか用意してくれていたのですが、

その中でもクライアントさんのご希望に合わせて、

職人さんが手を加えてくれたオリジナルの櫛を使った

パターンをすぐに気に入って頂くことができました。

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パターンが決定しましたので、

あとは、仕上がりまでどうぞよろしくお願い致します。

現在、葉山で進めております改修工事も

そろそろ終盤に入って来ました。

今回の改修工事、一番の目的は『断熱改修』になりましたが、

もう一つの大切な目的が浴室の改修でした。

最近では、建物への負担などを考えて

浴室はシステムバスを導入することが多くなっています。

しかし、今回は改修前同様の在来浴室が

絶対に外せないご希望でした。

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これまでも在来の浴室だったらなぜ改修が必要なのか、

それは、これまでの浴室が0.75坪で少し小さかったため、

改修をして、1坪の浴室に広げたいとのご希望でした。

そこで、先ずは既存の浴室を解体撤去します。

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そして1坪に広げて下地を作ります。

そこへ防水下地を左官屋さんに塗ってもらいます。

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しっかりと養生期間を置きましたらFRP防水を塗布します。

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次はFRP防水の上にタイル下地をつくります。

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今日は、排水金物のセットもしました。

バスタブが入荷しましたら、バスタブを据えて

仕上げの石を貼っていきます。

仕上がりましたら、改めてご紹介したいと思っております。

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今日は、現場でクライアントさんと大詰めの打合せをしていました。

そこに急遽必要になった資料を千葉が届けてくれました。

今回千葉は事務所の自転車に初めて乗ったため、

鍵の締め方が判らず、鍵を付けたまま入口に停めました。

役目を終え帰ろうと自転車を見ると鍵がかかっています。

???

辺りを探しますが、鍵はどこにもありません。

鍵が付けっぱなしだったので乗って行かれてしまったのならば、

なくもない話なのですが、鍵をかけ持って行ってしまったのは

一体、どういうことなのでしょうか?

結局、事務所までスペアキーを取りに戻り、

事なきを得ましたが、ちょっと不思議な出来事でありました。