今日から本格的に新築住宅の工事が始まりました。

この時期3月完成を目指して着工する物件が多く、

工事の段取りがかなり厳しくなっています。

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今日は、プレコンサンドパイル工法による地盤補強工事です。

プレコンサンドパイル工法は上の写真の大きなドリル状の

オーガーと言われるものを使用して行います。

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そのオーガーを操作するのが、こちらの重機です。

アームをたたむと、普通に車道を自走できる車ですが、

上の写真の様にアームを伸ばして使用します。

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この重機今まで気が付いていなかったのですが、

しっかりとアームの足が地面を踏みしめた状態では、

タイヤは浮いた状態で、作業をするのです。

見た目が不安定に思えてしまうから不思議です。

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その作業は、オーガーをねじ込んで土を掻き出し、

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次に一度掻き出した土に固化材を混ぜた砂を混合しながら

地中にねじ込むと言うものです。

そうすることで地盤全体の強度が増すことになります。

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今回は高い擁壁の上の地盤補強でしたので、

圧がかかることによる擁壁への影響がないように、

擁壁沿いの補強の時にはその状態を観察していました。

施工の様子からもしっかりとした擁壁であることが

感じられましたので、安心することができました。

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最後は全体を整地して、地盤補強完了です。

今朝は冷たい強風が吹いていましたが、

良いお天気でしたので、陽射しに救われました。

大空を飛べたら、どんなに気持ちが良いでしょう。

空を見上げ翼を広げ飛んでいるところを想像したりします。

でも、飛行機に乗ることは苦手です。

ただ、必要に迫られ乗ることもあります。

今日は、そんな道中のお話です。

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最近の飛行機は翼のかたちがこんな感じなんですね。

知りませんでした。

飛んでいる最中にこの翼を視ていますと、

かなりの負荷がかかっていることが見てとれますので、

何だか、ゆったりと寛ぐことができません。

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そんな気持ちでしばらくして下を見ますと

雲のじゅうたんが敷き詰められました。

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更に、上空にも雲が出てきまして、

そうこうしていますと雲の中へ突入しました。

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機体が揺れます。

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東京スカイツリーが見えてきた頃、

雲の合間に少しずつ青い空が見えてきました。

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羽田の直前には、富士山も見えてきて、

途中揺れましたが、無事帰ってくることができ、ホッとしました。

大空を飛びたいと夢見てはいるのですが、

やはり地上の居心地が一番です。

1日の日曜日は、ゆうぽうとホールで行われた

シルヴィ・ギエム&アクラム・カーンの

『聖なる怪物たち』の公演を観に行ってきました。

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久しぶりのシルヴィ・ギエムでしたが、

彼女のその美しい肢体は歳を重ねて衰えるどころか

より一層磨かれ、それは正に感動的なレベルでした。

そして、その圧倒的な存在感の大きさと、

一方で時折見せる少女のような愛らしさにも

大いに魅了されました。

また、お相手のアクラム・カーンのダンスは今回が初めてでした。

残念ながら私は見ることができなかったのですが、

ロンドンオリンピックの開会式で50人のダンサーたちと

踊っていたのをご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

どちらかというとコンテンポラリーは苦手なのですが、

お二人のダンスは、コンテンポラリーでありながら、

根っこには、クラシックバレエやインド舞踊の伝統が

脈々と流れていることが感じられて、違和感なく観ることができました。

75分と短い演目ですが、『聖なる怪物たち』の競演は

濃密で驚異的なものでした。