今日から本格的に新築住宅の工事が始まりました。
この時期3月完成を目指して着工する物件が多く、
工事の段取りがかなり厳しくなっています。
今日は、プレコンサンドパイル工法による地盤補強工事です。
プレコンサンドパイル工法は上の写真の大きなドリル状の
オーガーと言われるものを使用して行います。
そのオーガーを操作するのが、こちらの重機です。
アームをたたむと、普通に車道を自走できる車ですが、
上の写真の様にアームを伸ばして使用します。
この重機今まで気が付いていなかったのですが、
しっかりとアームの足が地面を踏みしめた状態では、
タイヤは浮いた状態で、作業をするのです。
見た目が不安定に思えてしまうから不思議です。
その作業は、オーガーをねじ込んで土を掻き出し、
次に一度掻き出した土に固化材を混ぜた砂を混合しながら
地中にねじ込むと言うものです。
そうすることで地盤全体の強度が増すことになります。
今回は高い擁壁の上の地盤補強でしたので、
圧がかかることによる擁壁への影響がないように、
擁壁沿いの補強の時にはその状態を観察していました。
施工の様子からもしっかりとした擁壁であることが
感じられましたので、安心することができました。
最後は全体を整地して、地盤補強完了です。
今朝は冷たい強風が吹いていましたが、
良いお天気でしたので、陽射しに救われました。