一週前の日曜日、神奈川県立近代美術館へと出掛けた際、

鎌倉八幡宮の境内にある、『神苑ぼたん庭園』が

前日の3月21日より開園していると言うことを知り、

疑心暗鬼ながら立ち寄ってみることにしました。

更に「入口でちょうど満開ですよ」とは言われますが、

ボタンと言えばゴールデンウィーク辺りが見頃の花、

何故、この時期に満開なの?との思いは拭えませんが、

中へ入ってみますと、確かにボタンは咲いています。

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ところが満開の花々に全く生気がありません。

よーく観察してみますと、根元に移植の痕が感じられます。

恐らくあたたかいところで鉢植えで育てた株を移植し、

まだしっかりと水を上げていないのではないでしょうか。

中には元気な株もありましたので、さらっとご紹介いたします。

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正に牡丹色、正統派のボタンです。

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ピンクのグラデーションは花が立体的に感じられ好きな色です。

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真っ白の花は本当にうつくしいです。

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ちょっと黄色味の入ったピンクも華やかです。

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同じようなピンクの花も葉の色が違うと印象が変わります。

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深い赤紫色は妖艶で気品が漂う雰囲気です。

今咲いている花が終わる頃には地植えの花が

咲き始め、5月中頃まで楽しむことができるとのことです。

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おまけに、庭園内の苔もきれいでした。

最後までお読みいただきまして、ありがとございました。

昨日は日曜日に県立近代美術館へ出掛けたことを書きましたが、

この神奈川県立近代美術館 鎌倉館は、来年2016年を持って、

その活動に終止符を打つことが決まっています。

その歴史は、1951年に日本で最初の公立近代美術館として

鎌倉の鶴岡八幡宮境内に開館してから65年に及びます。

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ル・コルビュジエの愛弟子、板倉準三さん設計による建物は、

隣接した蓮池のみなもがピロティの天井に反射し煌めく様子や

中庭から降り注ぐ自然の光の取り込み方がとても美しく

自然と調和した、たいへん魅力的な建物です。

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そんな魅力的な建物ですが、今回展覧会を鑑賞してみた

実感としましては、美術館としての役目を

そろそろ終えても良い時かもしれないと言うことでした。

延べ床面積1575㎡という規模のささやかさは、

近代美術館として致命的な気がします。

魅力的な建物ですので、違った形で残ってくれることを

願って止みません。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

日曜日は神奈川県立近代美術館 鎌倉へ

最終日となってしまった『湘南の画家たち展』を観に

行って来ました。間に合って良かったです。

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明治期に欧米から海水浴や保養の習慣が伝えられ、

別荘地として独特の文化が生まれた相模湾一帯。

現在では湘南として広く知られ人気の地域ですが、

当時から富士山や箱根の山々を望む風光は、

多くの作家を惹きつけました。

洋画界では岸田劉生、萬鉄五郎、黒田清輝、

有島生馬、朝井閑右衛門など、

日本画界では鏑木清方、山口蓬春、前田青邨、片岡球子など、

これら名立たる作家たちが、この辺りで療養、滞在、居住をし、

制作の場としていたことを今回知りました。

展示は、県立近代美術館のコレクションから、

ゆかりの深い作家らが湘南を描いた作品や、

湘南を制作の場とした画家たちの仕事を

近代洋画と日本画を中心に現代美術まで

約70点を紹介していました。

特に湘南に建つ美術館で湘南を拠点に

湘南を描いた作品の数々を一挙に見ることができたことは、

その移り変わりと変わらない空気感が味わい深く感じられました。

いい企画展だったと思います。

最後までお付き合くださいまして、ありがとうございました。