今日は、約一年前の2014年春に誕生しました

『Fujisawa サスティナブル・スマートタウン』を見学に

行って参りましたので、数回に分けて、

その様子をご紹介したいと思います。

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FujisawaSSTとは、神奈川県藤沢市のパナソニック工場跡地に

戸建て住宅、集合住宅、商業施設、健康・福祉・教育施設などを

建設予定とした、2018年度完成予定の大規模な

複合街区開発プロジェクトです。

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生きるエネルギーがうまれる街をテーマに、

環境目標CO2の排出を70%削減、生活用水は30%削減、

エネルギー目標を再生可能エネルギー利用率30%以上とし、

安心・安全目標としてライフライン確保3日間と設定しています。

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自産自消のエネルギーマネージメントを実現すべく、

各戸建て住宅は、太陽光発システムと蓄電池を設置し、

家庭で使用する電力をマネージメントするシステムの

スマートHEMSを備えています。

また、既に完成している住戸の80%にはエネファームが、

20%にはエコキュートが設置されているそうで、

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モデルハウスを見学させていただいたのですが、

設備がらみのパネルの多さに圧倒されました。

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HEMS用に大画面のTVが置かれ、

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さすがのPanasonic、電化製品はフル装備でした。

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残念ながら、私の家にはこれら一つもありません。

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FujisawaSSTのことにつきましては、明日発刊の

松匠創美のメルマガに田中が取り上げておりますので、

こちらも合わせてお読みいただけますとうれしいです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

昨日触れました日曜日は 『STARS ON ICE 』を観に

渋谷の代々木第一体育館まで行って参りました。

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この日、内部は一切の撮影が禁止でした。

最近ではイベントの際に写真撮影に対しての規制が厳しく、

内部は一切撮影禁止と言う場合が多い気がします。

しかし、思い出してみますと以前は入口でカメラは没収され、

録音、録画機器も当然持ち込めませんでしたので、

最近急に厳しくなったわけでもないのかもしれませんが・・・。

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改めて、代々木第一体育館は、素晴らしい建物でした。

前半と後半の間の休憩時間にぐるっと一周してみました。

すると通路の天井高などのスケール感覚が日本的で

フォルムにしても源流に日本的なものが流れていて、

ここ最近出来た西洋的な建物とは一線を画します。

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こちらの代々木第二体育館は、バスケットボールに

青春を捧げた者にとりましては、憧れの場所でもあり、

馴染みの場所でもあります。

現在は、敷地内に沢山の太陽光パネルが置かれ、

施設のどれくらいの電力をまかなっているのでしょう。

避難場所として、心強い設備だと思います。

この素晴らしい施設がこれからも多くの方々に愛され、

いろいろイベントに利用され続けることを期待しています。

最後までお読みいただきまして、ありがとございました。

東京文化会館は、1961年に完成したホールです。

昨日少し触れましたが、今年6月より約半年間休館し、

リニューアル工事を行っていました。

一見すると、特に何が変わったか判かりません。

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ただ、全体に輝きがよみがえり、華やかになりました。

ホワイエの天井は改修され照明が夜空のように美しく、

打ちっ放しの柱もこれまでよりずっときれいに見えました。

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そのせいか、今回改めて柱を見てみますと、

この柱、板目がしっかりと残っています。と言う事は、

当然、細い板で型枠を組みコンクリートを打設したはずです。

1枚目の写真の柱もそうですが、この高さの柱を

板の型枠で打ち放し仕上げにするとは、なんともすごいことです。

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ホワイエから一歩中へ入ると、壁がピンク色になっていました。

この写真の角度から見るとモダンアートのようです。

他に今回は舞台照明・音響・装置や電気・給排水・空調設備の

更新・改修が行われたようです。

一般的にリニューアルを行う場合、その変化に目が向きますが、

今回のように意匠はそのままに、性能を更新する改修は、

建物を長く使用するためにはとても大切なことだと思います。

とても好感が持てます。60年代に建設されたホールが

沢山の方に愛され維持されていくことを期待したいと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。