今日は良いお天気に恵まれ、陽射しにあふれ、

暖かくホッと一息できました。

今年の関東甲信地方は平年並か暖かいとの予報ですが、

12月は平年同様に晴れる日が多いのですが、

1月、2月は、平年に比べ晴れの日が少ない予報です。

冬場は晴れると晴れないでは体感温度が随分違いますので、

ちょっと心配になる3ヵ月予報です。

そんな心配をする寒がりですので、家の設計をする時には、

先ず、冬暖かいことを大切にしています。

次に、夏涼しく快適に過ごせること。暑すぎては、

冷房が必要になり、大好きな夏の季節を満喫することができない、

そんなことにならないようにと気をつけています。

2014-11-26 09.43.18

そのため、断熱工事には力が入ります。

ただ、断熱には考え方が幾通りもありますし、施工も難しく、

住まい手さんの暮らし方とも直結することでもありますので、

容易ではありません。常に試行錯誤を重ねています。

2014-11-26 09.45.29

今回使用するグラスウールの断熱材です。

少し前までのものに比べますと、格段に繊維が細く、

チクチクする感じはほぼありません。

おかげ様で、施工性はずいぶんと向上しました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日の葉山は、昨日からの雨に加え風も強く、

真冬並みに寒い一日になりました。

明日は晴れて暖かくなりそうで、ちょっと一息できそうです。

回遊する吹抜けの家は、今日から壁の断熱工事が始まりました。

039

断熱工事を行うその前には、

設備配管や電気配線を済ませておきます。

写真の黒い配管は遮音材を巻いた汚水の排水管で、

グレーの配管は雑排水の排水管です。

各配管の上を通っているオレンジの配管は給湯管、

ブルーの配管は給水管です。

原則、給水給湯管は万が一に備えて、排水管より上を通します。

また、シルバーのジャバラは換気扇のダクトです。

そして、まるで麺のように垂れているグレーの線が電線です。

056

これまで多くの松匠創美で建てた家では、

梁材をそのまま見えるよう設計しているのですが、

今回は住まい手さんの希望で梁を見せない仕上げです。

そのため電線は縦横無尽に張り巡らされています。

051

特に、このような大きな梁が隠れることはまずないため、

その姿を見て、ちょっとさみしい気持ちになりした。

今回は、いつもとはひと味違う仕上げですので、

この先も各処に気を配りながら進めたいと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日は、回遊する吹抜けの家の上部躯体検査でした。

この上部躯体検査、建築確認の中間検査とは異なり、

瑕疵担保保険に加入した場合に行われる検査です。

2014-11-06 10.14.12

検査の内容としましては、上部躯体ということで、

土台、柱、梁、軒桁、小屋組、筋違い、耐力面材、火打ち梁などの

構造材が適切な寸法で適切位置に組まれているか、

2014-11-06 10.17.36

また、これらの構造部材が地震などの揺れに対して、

バラバラにならないように適切な緊結金物で固定しているか、

2014-11-06 10.17.11

屋根葺き材や窓廻りの防水処理が適切に行っているか、

などを確認することです。

おかげ様で指摘事項もなく、無事検査を終えることができました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。