『三世代バリア”アリー”の家』では床板貼りが進んでいます。

葉山辺りの桜も一気に咲き始め、満開が近づいていますが、

そんな桜の季節に貼っている床板はチェリー材です。

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チェリーは木肌に少し赤みがあって、ピンク色をしています。

今回も住まい手さんに桐油の塗布を

担当していただいたのですが、

塗っている際に「かわいい、かわいい」とご夫妻共に

気に入って下さったとのことで、うれしい限りです。

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今回貼っているチェリー材はラスティックグレードと言って、

辺材や赤味材が混在し、更には節も含まれている材で

フィンガージョイントをして加工してあります。

そのため、非常に表情豊かな貼り上りが、

アーティスティックで飽きることなく楽しめる床材だと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

工事も終盤にかかって来た『三世代バリア”アリー”の家』の

今日は、給排水管の取出しを行いました。

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整備された宅地の場合には、敷地内に給排水管を

公設管へと接続するための公共桝が敷設されています。

今回の様に諸事情で敷設されていなかったり、

老朽化などにより配管の交換が必要である場合には、

道路に埋設されている管を掘り出してから

新設管を公設管へ接続する必要があります。

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道路に埋設されている配管の位置は様々で、

原則、排水管が上水の配管よりも深い位置にありますが、

その深度は場所によって大きく違い、

浅い位置にある場合には接続することが難しいこともあります。

その場合には何らかの工夫が必要となり、

費用が発生してしまう恐れもあります。

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上の写真は、給水管の取出し部分です。

現在、上水はステンレス管によって引き込むことになっています。

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次の写真、深い所のグレーの配管が排水管の接続部分です。

排水管の上部に見えている黄色い管は都市ガスの配管です。

一番上のコンクリートで四角く保護されているのが雨水管で、

一枚目の写真で橋の様に見える部分です。

グレーチングから流れ込む雨水を集めこの配管に流しています。

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宅内の雨水は、写真中央青い人の足元に明けた穴へ

配管を接続し流します。

今日は、あいにくのお天気ではありましたが、

雨もひどくならずに無事完了することができました。

皆さん、お疲れ様でした。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日は『三世代バリア”アリー”の家』で瑕疵保険の検査日でした。

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検査では、耐力壁が適切に施工されているか、金物などが

しっかり取付けられているかを確認したり、

窓廻りの防水処理が適切になされているかなどを確認します。

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瑕疵保険は耐震偽装事件をきっかけに

平成21年10月から加入が義務付けられたもので

正式名称は住宅瑕疵担保責任保険と言い、

引渡しを受けた新築住宅の保険対象となる部分に

欠陥が見つかった場合に、その欠陥を補修するために

かかった費用が支払われると言う保険です。

対象となる範囲は、構造耐力上主要な部分、

木造住宅の場合、基礎と木軸組(土台、柱、梁など)と

雨水の侵入を防止する部分、屋根や外壁と

開口部が対象となります。

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義務付けられているのは原則住宅事業者で、

分譲住宅の場合のみ売主(宅建事業者)になります。

そのため基本的には住宅事業者が保険に加入し、

瑕疵が起きた場合には、その補修を行った住宅事業者に

保険金が支払われる制度のため、

建て主さんは新築住宅の契約を締結する際に、

住宅事業者から保険に入る旨、説明を受けることになります。

瑕疵保険が義務化されたことで、

住宅事業者にとっては大きな負担となりますが、

住宅を新築される建て主さんにとっては

ひとつの安心材料ができたと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。