今日は『橋を架ける家』で瑕疵保険の配筋検査でした。

検査の前に、配筋のピッチや補強筋の有無、

構造用の緊結金物やアンカーボルトが指示通りの位置に

セットされているなどを確認を行い、

更に、スリーブの落ちがないかを確認しました。

何点か修正を指示しましたので、後日再確認が必要です。

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検査自体は問題なく終えました。

ところが見送ったはずの検査員さんが、

しばらくすると現場へと戻ってこられました。

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どうされたのかと思いましたら、

車を停めたところが判らなくなってしまい、

もう一度、現場から辿り直すことにしたとのこと。

その後はもう戻ってこられなかったので、

大丈夫だったものと信じています。

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検査の後は、来月から始まる橋の工事の打合せです。

今回は水路に橋を掛けた上で

整備されていない水路の護岸との境界も整えます。

事故の無いように進めたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

先月完成をしました『乗務員室のある家』には、

乗務員室の他にボックス席もあります。

一組のシートは実際の電車で使われていたモノを

今回、家を新築するにあたって入手されました。

そこで、ボックス席として対面で座れるようにと

入手した古いシートに倣って新しくシートを製作することに。

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先週末、これがやっと完成しましたので納品に行って参りました。

ボックス席の雰囲気、感じて頂けますでしょうか。

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実際に使用されていたシートの時間を経た味と

新しく製作したモノとの差は大きく、

馴染むまでには少し時間がかかるかもしれませんが、

雰囲気と経年変化を楽しんで頂けれたら幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日は、昨日に引き続き

『三世代バリア”アリー”の家』のご紹介です。

敷地の立地から2階にリビングとなりましたので、

2階リビングの利点を生かし、空間的広がりが感じられるよう

トイレ以外の空間には、フラットな天井は設けず、

屋根の傾斜なりの勾配天井にしました。

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そして、階段の柱とそれに架かる大きな小屋梁を見せ、

それ以上の小屋組みはボードを貼り、

白い天井として仕上げました。

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床には、チェリーのラスティックグレードを貼りました。

ラスティックの床板は無垢ですが、節や白太と赤味を混ぜて

工場でジョイント加工したものですので、

いろいろな杢目が入り交じり、とても表情豊かで

面白味のある仕上がりになります。

そのため、木の表情を楽しみたい方に人気があります。

今回もとても気に入っていただきました。

このような形で木材を加工して有効活用することで、

丸太の利用率を向上することができます。

それを使用することは山を守ることにもつながりますので、

大切なことだと思います。

『三世代バリア”アリー”の家』のご紹介は今回で最後となります。

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。