今日は生憎のお天気でしたが、

昨日一昨日とご紹介させていただいて居ります

建て替えのために解体中の現場へ行ってきました。

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10年程前に施行されました

「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」

通称「建設リサイクル法」により、建築物を解体する際には、

分別解体及び再資源化が義務付られました。

そのため以前は、最初から重機でガサッと壊していましたが、

法制定後は、写真にありますように、例えばアルミサッシは

アルミフレーム、ガラス、パッキン材と素材ごとに分別処理されます。

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そうして粗方、木材以外の素材の撤去が終わりましたら、

いよいよ、重機での解体が始まります。

上の写真は、先週の土曜日に進捗状況を確認に行った際のものです。

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本日行ってみますと、上物はほとんど解体されていて、

残すところ基礎と植栽になっていました。

そこで今日は、できる限り植栽を残したいとのご希望に沿えるよう、

伐採する樹木はどれか慎重に打ち合わせを行い、

判断が難しいところにつきましては、

実際に伐採を行う日に再度立ち会い決めることにしてきました。

土曜の午後は、現在、改修工事中の現場へ

状況の確認に行ってきました。

この建物、2階床に大きな不陸が起きていましたので、

改修工事を行うにあたりましては、こちらの補修も行います。

そのために、2階組と小屋組の両方に補強を行うことにしました。

この日は、2階床組の補強中でした。

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写真は、大梁を新たに追加しているところです。

大梁の追加は、1本の梁にかかる負担を

少しでも軽減することが目的です。

幸い、下部に柱があるところに梁が追加できましたので、

効果に期待をしています。

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梁受け金物に梁を落とし込むのですが、

下は1階の天井ですので、万が一にも落とすことはできません。

慎重に移動します。

無事、この日は2本の梁を追加することが出来ました。

016作業がひと段落したところで、足場から見えた夕景です。

この後、きれいな茜色に染まっていました。

今日は、高尾で新築中の家が完了検査の日でした。

朝、現場に到着すると、一段と寒く感じられて、

フッと見ると、デッキ用の塗料が凍っているくらいでした。

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現場は本日、クリーニングです。

床の養生が剥がされ、全容をやっと見ることができました。

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そこへ、完了検査の検査員さん今回も早めの登場です。

「すみません。バタバタしていまして・・・」と申し上げると、

「皆さんこの時期はこんな感じですよ」と言って、

嫌な顔もせずに、検査をしてくださいました。

ありがとうございます。

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無事、指摘事項もなく完了検査を終えることができました。

後は、細かい部分で残っているところを納めれば、

明日、なんとか引き渡しが出来そうです。

予定をやりくりしたり、連日遅くまで仕事をしてくれた

職人さんたちに感謝です。