今日は、耐力壁ジャパンカップの決勝トーナメント1回戦、

最後の対戦についてです。

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写真左側は、毎回優勝争いを繰り広げている、

株式会社ポラス暮しの科学研究所チームの

とにかく強さを追求した壁です。

大会のレギュレーション枠を最大限に利用して、

金物もしっかり使用し、木の筋違いを追求している点が特徴です。

写真右側は、滋賀職業能力開発短期大学校の

国産の天然乾燥材を使用した貫き工法による耐力壁です。

特徴は、貫を斜めに交差させ、より多く貫を組んだ点です。

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結果は、殆んど動いていない、左側の壁の勝利です。

左側の壁は剛性が相当高く、貫き工法による柔かい右の壁は、

大きく変形するコトになりました。

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結果、右の壁の足元はかなり破断していました。

しかし、これだけ変形できると言うことは、

柔らかいけれども、強い壁と言うことで、

それはそれで凄いことです。

そして、単純なつくりで見た目にも美しい点も良かったと思います。

次は、準決勝につづきます。

今日は、朝から地下車庫のコンクリート打設に立ち会いました。

先ずは、壁になる部分からポンプ車を使用し、

コンクリートを流し込みます(写真左のひと)

その横で、長いバイプレーターを使用し、

コンクリートが鉄筋の間にまで

シッカリと入り込むように振動させます(写真右のひと)。

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その下では、型枠を木槌で叩いて、コンクリートが隅々にまで

行き渡っているか、目と音で確認しています。

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壁部分が打ち終わりましたら、

スラブ(地下車庫の屋根になる部分)にも

コンクリートを流し込みます。

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スラブの部分は天端が平滑に仕上がるようにと

金ゴテで押さえて行きます。

実に手際よく、2時間程で打ちあがりました。

お天気にも恵まれ、無事終了することが出来ました。

皆さん、お疲れ様でした。

先週からずっと、今日中に終わらせる必要に迫られた仕事に

追われて居りまして、中々出掛けることも儘ならない状態でした。

今日は、久しぶりに締め切りの無い日でしたので、

現在進行中の現場2箇所に検査と打合せに行って来ました。

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明日、地下車庫部分のコンクリートを打設予定の

鎌倉の現場では、コンクリートを打つ前に、

鉄筋の配筋と型枠の検査を行いました。

一部、型枠の調整を指示しましたが、

特に問題点は見受けられませんでした。

心配されていた明日の天候も、帰り道に見た夕焼けが、

とてもきれいでしたので、きっと大丈夫のような気がしています。

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上の写真は、真名瀬から横須賀方面を見たところです。

下の写真は、鎌倉の先の江ノ島です。

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検査を終えて、葉山の現場へ行きますと、外壁のそとん壁が

丁度、塗り終えていました。

内部も、そろそろ大工さんが大詰めの家具作りに入ります。