昨日に引き続き、耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメント準決勝、

第2試合の対戦です。

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左側は、トーナメント優勝を目指す、

株式会社ポラス暮しの科学研究所の耐力壁 『頂(いただき)』。

右側は、総合優勝を目指す、チーム匠

(㈱アキュラホーム+東京大学木質材科学研究室+篠原商店)の

耐力壁 『紬(つむぎ)』。剛と柔の対戦です。

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結果はやはり、剛の耐力壁である 『頂』 が勝利しました。

でも、予測をしていた以上に 『紬』 は大健闘をしました。

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『紬』 のダメージは、上の写真の通り、土台にめり込んだ程度で、

一方の 『頂』 は、土台にダメージを受けていました。

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水平変位の合計が450mmではなく、600mmだったら・・・

勝敗は変わっていたかもしれません。

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お話を伺うと、ホゾ穴の中までカンナをかけてあるそうで、

施工精度にこだわった結果の好成績だったようです。

今日は、耐力壁ジャパンカップの決勝トーナメント準決勝、

最初の対戦です。

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左側、東京都市大学 大橋研究室の耐力壁『初代ユキヒロ』。

右側、小松組+安井杢の耐力壁『数寄檗(スキバク)』。

どちらも金物を使わず、木だけの戦いになります。

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結果は、写真では判りにくいのですが、

前半劣勢だった、左の『初代ユキヒロ』が逆転して勝ちました。

勝敗は、どちらかの耐力壁が破断するか、

破断するより前に、水平変位の合計が450mmに達した場合には、

その水平変位が大きい方が負けになります。

この対戦の場合は、右側の耐力壁のほうが

変位が大きかったことにより、勝敗が決定しました。

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また、近づいてみますと、敷き土台にもダメージを受けていました。

この壁『数寄檗』、今回一番注目されていた耐力壁です。

そのため解体にも注目が集まります。

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解体後に見ることが出来る、接合部。

こんな形に、加工され土台や梁と接合してありました。

今日の葉山は、汗ばむような陽気で、日差しが強く、

半日ほど現場にいましたら、真っ赤に日焼けしてしましました。

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ところで、先週、仙元山に散歩へ出掛けた際に、

手に手に草刈機を持ったシルバーさんたちの集団に

出会いました。

そして今朝、また行ってみましたら、

ハイキングコースは、とてもスッキリとしていました。

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空(クウ)も種だらけにならなくて、

とても歩きやすくなっていました。

ありがとうございます。

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展望台からの眺めもさわやかな朝でした。