本日、3月場所10日目が行われました大相撲ですが、

2か月前の1月場所10日目に人生初の大相撲観戦を

させていただくことになりました。

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幸運なことに桝席にご招待をいただきまして、

テレビでしか観戦したことがなかった大相撲を

体感することが出来ました。

子供の頃からお相撲は実際に戦っている時間が短く

間合いが長すぎて、間が持たないと思っていたこともあり、

義弟が相撲取りだったにもかかわらず、

これまでほとんど興味を示すことなく過ごして来ました。

ところが実際、国技館に足を踏み入れてみますと、

それは正に国技が行われている場所であると納得する

運営側の細かい配慮、観客の熱狂、様々なことが

どれをとっても大変興味深く、

年を重ねたということももちろんあるとは思いますが、

飽きることなく、楽しめました。

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楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、会場を後にする頃には、

すっかり日も暮れ、国技館が美しく照らし出されていました。

ちゃんこまでごちそうになり、大変楽しい時間を

ありがとうございました。

明日の春分の日は、あいにくのお天気になりそうですが、

何かとお忙しい3月の貴重な休日をお楽しみ下さい。

今月最初の日曜日に出掛けた、地域活性化フォーラム

「森林が支える、いのちと暮らし」が行われましたは、

東京農業大学世田谷キャンパス内の横井講堂でした。

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この横井講堂は、2013年11月に竣工したアカデミアセンター

地下1階にあります。

講演会の中で、東京農業大学地域環境科学部教授の

宮林茂幸先生がこの講堂のご自慢を話されていましたので、

今日は、この時のお話をご紹介したいと思います。

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先ずは、地下2階地上9階建てのビルですが、

庇を深く出し日差しをコントロールできるようにしたとのこと。

確かに特徴的な外観をしています。

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ホワイエの壁は、地層を表現しているとのこと。

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斜めから見ますと立体的に塗り上げているのがわかります。

相当な手間暇がかかっているものと想像致します。

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ホールの内部には歌舞伎座と同じ、丹沢のヒノキ柱が

72本使われており、すべて無垢材とのこと。

あまりの美しさに思わず撫でさせていただきました。

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そして、宮林先生のお話で印象に残ったのは、

森林も少子高齢化しており、薪として使っていた時は、

20年くらいで伐採していたけれど、今では、

森林面積は変わっていないのに木々は太りメタボ状態で

18億立方メートルから49億立方メートルへと増え、

循環は滞り、高齢化した山では新たな植林が行われず、

将来的には、森が失われる可能性も考えられるとのこと。

森が死ねば、海も死にます。

山を守ることで、都市に住む人々の命を守ることになる。

木を使い切ることの大切さを忘れずに

家づくりを行っていきたいものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

長々引き延ばして来ましたお正月に出掛けた

愛犬との旅の話ですが、今日が最終回になります。

もう少しお付き合いいただけますと嬉しいです。

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最後に立ち寄りましたのが、熱海梅園から散歩をするのに

ちょうど良い距離にある来宮(キノミヤ)神社です。

樹齢2千年以上と言われる天然記念物の『大楠』には、

幹を1周廻ると寿命が1年延命する伝説や

心に願いを秘めながら1周すると願いが叶う伝説などが

あるとのことで、空と一緒に1周しました。

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写真は第一大楠、御神木です。現在でも成長を続けながら、

年間を通して青々と葉を生い茂らせているとのこと。

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御神木の周りを廻ろうと沢山の方々で賑わっていました。

私のつたない写真では到底お伝え出来ず残念ですが、

実際この地に立つとその大きさと迫力に圧倒されます。

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こちらは、第二大楠。落雷によって幹の中身がほとんどなく、

空洞になっていますが、現在もしっかりと生きていて

こちらも青々と葉を生い茂らせていました。

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こちらの稲荷神社は、京都伏見稲荷大社より

勧請(カンジョウ)されたもので、

鳥居の朱赤がとても美しかったです。

空之助との旅のお話も今回でお終いになります。

これまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

どうぞ良い週末をお過ごし下さい。