今日は横浜の設計事務所さんへお邪魔しまして、

デザインレビューを行ってきました。

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デザインレビューとは、JISの中で

「アイテムの設計段階で、性能・機能・信頼性などの

価格、納期などを考慮しながら、設計について審査し改善を図ること。

審査には設計・製造・検査・運用などの

各分野の専門家が参加する」と規定されています。

そこで、木造住宅検定2級では、木造住宅の設計においての

デザインレビュー手法を提案しておりまして、

今回は、木造住宅検定2級を受講された方からの依頼で、

実際に計画中の物件でデザインレビューを行いました。

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主にRC造や鉄骨造の設計されている設計者さんでしたので、

木造ならではの勘所を押さえることから、

デザインレビューを進めました。

実際にどこまでレビュー案を生かすかは設計者の判断になりますが、

最後にデザインレビューを行ってみて

「良かった」との言葉を聞くことが出来て、

私自身も参加できて良かったと思えるものになりました。

そして、デザインレビューがもっと浸透するように、

今後も活動していきたいとの思いを強くしました。

先週は、木造住宅検定2級の講習会が

名古屋で開催されましたので名古屋まで行ってきました。

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講習会は、2日に渡って行われます。

まず一日目は、午後の前半位まで、

住宅性能表示制度の壁量計算の演習を行います。

速いテンポでトントンと進んでいきますので、

置いて行かれないように集中が必要です。

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午後の後半と二日目には、設計検定を受講された方は、

デザインレビューを行います

写真は、二日目の検定後に皆さんのデザインレビューを

各々発表していただいている時の様子です。

押えているポイントは皆さん同じなのですが、

各人個性があり、たいへん興味深く聞いておりました。

2日間、講師としての参加でしたが、いろいろ勉強になりました。

受講された方々にとっても、木造住宅検定が

今後の業務に役立ってくれたら何よりです。

皆さん、お疲れ様でした。

昨日、今日と、木造住宅検定2級の講習会が

横浜市教育会館にて行われました

3級の講習会では、架構検定の担当でしたが、

2級の講習会では、設計検定を担当させて頂きました。

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設計検定2級は、設計検定3級を合格された建築士及び

建築士試験受験資格者が受講可能になっています。

内容は、3級でチェック図の作成及び

架構診断の演習を行い、その方法を習得して頂きましたので、

2級では、そのチェック図と架構診断の手法を使い

実際の木造住宅のデザインレビューを

各グループごとにワークショップ形式で行っていただきます。

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検定試験だけはグループではなく、

各自でデザインレビューに取り組んでいただいた後で

その趣旨を発表していただきました。

他にも座学として、性能表示制度の壁量計算についての講義や

構造デザインレビューについての説明などがあります。

今回も直前まで、準備に追われての講習会でしたが、

優秀な受講生さん方々のおかげもありまして、

無事終了することができました。

最後の名古屋にむけて、更なる準備が必要なようです。