昨日に引き続き、今日は、3月に完成した家の

2階内部をご紹介いたします。

昨日ご紹介させていただいたご主人こだわりの階段を上りますと

2階部分は吹抜けを中心に大きく

西と東に緩やかに仕切られた空間になっています。

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写真は西側の空間から東側を見たのもです。

より開放的な西側の空間は外部空間も開けていますので、

子供のための空間として考えました。

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そして、この西側の子供空間と東側の空間は、

吹抜けを囲むように南北に設けられた渡り廊下でつながっています。

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東側の空間は、主寝室です。

こちらの外部空間は、南側の隣地建物が近いため、

南側の窓を高いところへ設け目線を外しました。

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主寝室北側は、ウォークインクローゼットになっています。

次回は、水廻りをご紹介する予定です。

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建てた家『真南を向いた斜めの家』-2

建てた家『真南を向いた斜めの家』-1

今日は、今年3月に葉山に完成をしました家の

1階の内部をご紹介致します。

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写真右隅の扉を開けて玄関から内部へ入りますと、

この家の中心、居間のスペースになります。

玄関からの扉は、幅を広くしてありますので、

夏場は明け放して、玄関の窓を開けますと風が抜け、

冬場は閉じることで、冷気を防ぐことができます。

居間の西側にはキッチンとダイニングスペースです。

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そして、居間にはご主人たってのご希望の広い吹抜けと

それに面して設けられた真っ直ぐに上る階段があります。

階段と吹抜けの手摺は玄関同様アイアン製です。

アイアンが力を持ちすぎて、〇〇風にならないように

打合せでは、注意深く細部まで検討を重ねました。

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階段奥には畳室があります。

扉は設けず、コーナーとして空間を仕切ました。

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奥に見えているのは、ご主人の仕事部屋になっています。

次回は、2階をご紹介いしたいと思います。

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建てた家『真南を向いた斜めの家』-1はこちらです。

今年3月に完成していたにも拘らず、

ご紹介まで随分と時間が経ってしまいましたが、

WEBサイトの「松匠創美の建てた家」に

真南を向いた斜めの家」をアップいたしました。

そこで、ブログでもご紹介をさせて頂きたいと思います。

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葉山の風致地区内に在るこの敷地は、区画整備されたものです。

既存の町並みに住みたいと、ずっと土地を探されていた時に、

新しく区画整備されたこの土地と出会ったそうです。

探していた既存宅地ではありませんでしたが、

それ以外の部分で、条件を満たしていたこともあり、

こちらの土地に決めたそうです。

最初に土地を体感しに出かけた際に、

そのお話を伺っていたこともあり、整然と立ち並ぶ

住宅街の景色にならないような計画にしたいと思いました。

そこで、土地に対して斜めに建物を配置した計画を

提案させて頂きました。

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そうすることで、建物の長辺が南向きになることも

プラス要素としてあり、また、既に建っていた

隣地建物との空きも確保することができそうでした。

その分、玄関の位置は少し奥まりましたが、

ご主人たってのご要望、アイアン製オリジナルポストぐちと

ハンドルが、良いアクセントになっています。

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このポストぐち、内部側では

投函された郵便物を受けられるようになっています。

次回は、内部をご紹介いたします。