今日は『橋を架ける家』の内部をご紹介いたします。

奥様が計画に加わったことで見直した点が1点ありました。

それは、玄関は南側に設けて欲しいとのことでした。

アプローチの距離は少し長くなるのですが、

当初の東入りの玄関を見直し、南側に玄関を移動しました。

その結果、南側の玄関を入りますと東側がLDKになりました。

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ご夫妻で会話を楽しみながらも

料理上手な奥様が腕を振るえるようにと、

対面キッチンにはカウンターを設けています。

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キッチン側から見える景色はこんな感じです。

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アーチの奥は食品庫になっています。

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リビング側からキッチン側を見ています。

奥様は小柄でらっしゃいますので、将来を考えて

吊戸棚は取付けませんでしたので、

スッキリと収まっています。

内部のご紹介は、次回に続きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は、『橋を架ける家』のご紹介の続きです。

クライアントさんがお父様から相続された土地は、

『橋を架ける家』と言う、タイトルからも推察されます通り

道路と敷地の間に水路が横切っておりまして、

最初はこの敷地に家を建てることが可能なのか

心配されておられました。

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そこで、クライアントさんが、相続の手続きを進めている間に、

敷地の調査を進め、水路を管理している市と協議し、

水路に橋を架けるための条件や構造などについて

折衝を重ね、目途が立ちました。

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しかし、家づくりの予算から橋を架ける費用を

捻出しなければなりませんでしたので、

抑えるところは抑え、性能は担保するようにと

知恵を絞る必要がありました。

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外壁は、国産のスギ材です。

橋以外にも水路敷と敷地を区画するための

外構にも予算が割かれています。

その分お庭につきましては、住みながらゆっくりと

進めて下さるとのことでした。

次回は、内部をご紹介いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日から数回に分けて、今年の春に完成をしました

『橋を架ける家』のご紹介をしたいと思います。

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当初、ご相談をいただきました時点では、

折角、親が残してくれた土地があるので、

男一人暮らし用の簡易な終の棲家を建て、

定年後は、趣味の音楽を楽しみながら

暮らしたいとのご要望でスタートした家づくりでした。

ところが、打ち合わせを重ねているある日、

クライアントさんから交通事故にあってしまったので、

打ち合わせに来られない旨のメールを受け取ります。

心配に思いながら、ご連絡を待って居りましたところ、

しばらくして、実は今度、結婚することになったんで、

「計画中の家は、二人で暮らす家に計画を変更したい」

との、驚きのご連絡が届きました。

早速、奥様をご紹介いただき、

打ち合わせを重ねていくうちに次第に

お二人が長い間ご夫婦だったのではないかと

思ってしまうくらいに馴染んで居られて、

一層、この家で幸せな時間を過ごしていただきたいとの

思いを強くしたのでした。

今回は、ご紹介文が長くなってしまいましたので、

次回から写真でご紹介していきたいと思います。

長文、最後までお読みいただき、ありがとうございました。