今日から数回に分けて、今年の春に完成をしました
『橋を架ける家』のご紹介をしたいと思います。
当初、ご相談をいただきました時点では、
折角、親が残してくれた土地があるので、
男一人暮らし用の簡易な終の棲家を建て、
定年後は、趣味の音楽を楽しみながら
暮らしたいとのご要望でスタートした家づくりでした。
ところが、打ち合わせを重ねているある日、
クライアントさんから交通事故にあってしまったので、
打ち合わせに来られない旨のメールを受け取ります。
心配に思いながら、ご連絡を待って居りましたところ、
しばらくして、実は今度、結婚することになったんで、
「計画中の家は、二人で暮らす家に計画を変更したい」
との、驚きのご連絡が届きました。
早速、奥様をご紹介いただき、
打ち合わせを重ねていくうちに次第に
お二人が長い間ご夫婦だったのではないかと
思ってしまうくらいに馴染んで居られて、
一層、この家で幸せな時間を過ごしていただきたいとの
思いを強くしたのでした。
今回は、ご紹介文が長くなってしまいましたので、
次回から写真でご紹介していきたいと思います。
長文、最後までお読みいただき、ありがとうございました。