今日は、緊結金物の検査へ現場へ行ってきました。
木造軸組工法の場合、柱、梁、筋違いなどの各材を
組み合わせて骨組みが出来上がっています。
そのため、それぞれの材のつなぎ目の部分が外れにくいと、
地震などの外力がかかった時にも一体的に頑張り、
建物全体として耐力を保つことができるようになります。
そこで、それぞれのつなぎ目の部分には、
金物を取り付けて補強をすることになっています。
例えば、上の写真のような感じです。
ただ、この金物、各所同じものを取付けるわけではないために、
間違った金物を付けてしまったり、付け忘れがあったり、
さらには、筋違いに取付ける金物にビスが7本必要なところ、
1本足りなくてもいけませんので、ビスの本数も確認が必要です。
時には場所によって、指示した金物が取付けられないと
現場で言われることもあります。
そんな時は、どうしたら取付けられるか一緒に考えたり、
違う形状の金物に変更したりと知恵を絞って取付ます。
そんな中、今日はクライアントさんのお父様が
現場で床板に桐油を塗布してくれていました。
楽しみながら丁寧に作業されている様子が印象的でした。
今日は第1段の1/3を塗り終えました。
第2段、第3段もよろしくお願い致します。