昨日、横浜でも平年より一日早く、桜の開花が発表されました。
通常は開花から一週間程で見頃になると言われていますので、
週末くらいには花開いた桜を見ることができそうで、楽しみです。
現在建築中の大きな屋根の家は、大きな屋根が特長です。
その大きな屋根は、屋根にスギの無垢材を加工したボードを使用し、
強度を得るとともに、天井材としても見えるようになっています。
そのため、視覚的にも木の質感をたっぷり楽しんでいただけます。
また、松匠創美で建てた家には、その屋根の部分に
天窓を取付けることが比較的多くあります。
今回の大きな屋根の家にもひとつ天窓がついています。
天窓は、本来雨仕舞を第一に考えた場合、
無ければその方が良いものとされています。
天窓を屋根の上から見るとこんな具合に納まっています。
このように屋根に大きな穴を開けるわけですから、
施工は注意深く慎重に行う必要があります。
その上で、建てた後も時には天窓の周囲に
枯葉等が詰まっていないかなど、点検をしていただくことが、
雨漏り事故を防ぐことにつながるのではないかと思います。
建築基準法では、天窓は壁に取り付ける窓の3倍の光が
差し込むものとして計算してよいと定められていることからも
その光効果は絶大です。
また、換気窓としても高いところに取付けると有効ですので、
天窓にはリスクがあっても取付ける魅力があるのだと思います。