先週の土曜日は、乗務員室のある家で基礎の耐圧盤に

コンクリートを打設しました。

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通常のベタ基礎の場合には、耐圧盤と呼ばれる

建物など上部の荷重を地盤へと伝える15センチ厚くらいの盤と

梁の役割をする立上り部分の2回、コンクリートの打設を行います。

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土曜日にしては珍しいくらい、プラントが空いていたこともあり、

大型の生コン車で回送してくれたため、

順調に打ち終えることができました。

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いつも思うのですが、コンクリートを打ち終えた瞬間に、

すべて職人の視線が基礎に注がれていたものが、

それぞれの役割に分かれ片づけ始めるその様子は、

とても気持ちがいいものです。

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生コン車もコンクリートが固まらないように、

表面のコンクリートを洗い流してから帰ります。

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その生コン車の1台目には金色のホーンが着いており、

伺いましたところ、ドライバーさんは子供の頃、撮り鉄さんで、

現在は、子供ができて乗り鉄さんとのことで、

自分の車に新幹線のホーンを取付けたそうです。

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確かに2台目、3代目の生コン車のホーンは、

2本同じ大きさでそろっていました。

音が聞けなかったのは残念ですが、

鉄道好きのクライアントさんが引き寄せたのかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は朝のうち雨が残りましたが、雨の上がった午後、

乗務員室のある家まで配筋検査に行って来ました。

この配筋検査は、瑕疵担保保険加入に伴う検査です。

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事前にセルフチェックをして、検査員さんが来るまでの間に

検査書類の記載事項を記入します。

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予想通り「早めに来ちゃいました~」と検査員さん。

何点かのやり取りはありましたが、問題なく終了。

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検査後は、緊結金物類のチェックです。

チェックを始めたところ1~2cmのずれが3箇所続き、

あまりの精度の悪さに「どうなっているんだー!」と

怒り心頭になりながらも、もう少しチェックを続けてみることに。

最終的に全てのチェックを終えた結果、

最初の3箇所で精度が悪いのが続いただけで、

1箇所、落としは見つかりましたが、

他はほぼ問題なく適切に設置されていました。

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気持ちが落ち着いたところで、

基礎の立上りに開ける貫通穴の位置と箇所もチェック、

上の写真は、ガス工事用です。下の写真は、給排水用です。

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明日は朝から耐圧盤のコンクリートの打設です。

予報では、明日の天気は曇り時々晴れと

コンクリートの打設には丁度いい天候になりそうです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は午後から乗務員室のある家の現場へ。

深基礎のベース部分のコンクリート打設と

ベタ基礎部分の捨コンを一緒に打設でした。

深基礎部分はコンクリート打設の前に配筋の検査。

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鉄筋径、ピッチ、配置などの確認しました。するとその際、

田中が遣り方の高さがおかしいことに気付きました。

慌てて確認しましたところ、配筋や基礎天端の問題ではなく、

アンカーボルトの高さを調整する必要がある事が分かりました。

この時点で明確になり、事なきを得ることができました。

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また、生コン車が到着するまでの間に、

給排水、ガス設備の工事区分や

どちらも基礎部分に貫通穴を設ける必要があるため、

穴明け位置の調整などの打合せも行いました。

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そうこうしていますと、生コン車の到着、

まずは深基礎のベース部分にコンクリートを打設します。

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続いて、捨コンの打設です。

捨コンは、墨出しをし易くするために行いますので、

天端を均して行きます。

途中、コンクリートの注文量がちょうど良かったため、

足りなくなるのではヒヤヒヤしながらの打設でしたが、

無事、打ち終えることができました。

暑かったり、寒かったりと安定しない気候ですが、

体調に気をつけて良い週末をお過ごしください。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。