これまで20年以上の長期に渡り、

大変にお世話になってきました金物屋の

才藤金物店さんが3月末をもちまして、

新規の仕入れを停止し、営業を終了されました。

在庫があるものについては、現金払いに限り、

当面は、販売を継続するとのことですが、

寂しくなります。

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写真は、店の奥にある手洗い器。

さすが金物店、自分のところで加工した板金製です。

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バックヤードには所狭しと金物の在庫が、置かれており、

この果てしない数の多種多様な金物の在庫を

整理し、常に把握し、即座に対応して下さる店主は、

とても心強い存在でした。

近年は、体調を崩されることが多くなっていて、

心配をしておりましたので、

これからはゆっくり養生して欲しいと思いつつも

一末の寂しさは否めません。

葉山の職人さんたちの溜まり場でもあり、

情報基地でもあった才藤金物店さん。

また一つ、昔ながらが消えていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

どうぞ良い週末をお過ごしください。

昨日は、近年の木造軸組工法の家づくりは、

プレカット工場によって支えられているとお話ししました。

今日は、プレカット工場で事前に加工された木材が

現場でどのように組み上げられるかをご紹介いたします。

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プレカット工場より材料が搬入されますと

先ずは最初に土台を敷き、根太を組むところまで

建て方の日とは別に、事前に行っておきます。

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そして建て方(上棟)の日は、一気に屋根まで組み上げます。

一般的な2階建て住宅でレッカーを据えられる場合には、

建て方(上棟)にかかる日数は、1日です。

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先ずは番付に従って、柱を建てていきます。

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建物の四隅や大黒柱は、1、2階通しの長い柱です。

柱を建てていきながら柱と柱の頭をつなぐように

外周は胴差、内部は2階床梁で固定をしていきます。

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全ての梁が架かったところで、建物の通りを確認し

歪みがないように整えながら仮の筋違いで固定します。

続いて、最近では足場を良くするために

床の耐力面材を先行して敷き込みます。

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これによって、安全に作業がし易くなります。

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全て敷き終えましたら、2階の柱を建てていきます。

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2階の柱が建ちましたら、柱と柱の頭をつなぐように

外周には桁を内部には小屋梁を渡します。

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組み終えましたら、2階部分の通りを確認しながら

仮の筋違いを入れて、歪みがないように整えます。

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最後は屋根の部分を組んでいきます。

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プレカットが普及し始めた当初は、まだまだミスも多く、

作業が止まってしまうようなこともあったのですが、

近年では、そのようなことはなくなり、上棟の日に

屋根の野地板まで貼ることができるようになりました。

プレカット技術者との事前の打ち合わせは、

細部に渡り、詳細で正直かなり大変な作業ですが、

無事組み上がり、棟まで上がりますと、

そんな苦労も吹き飛び、喜びもひとしおです。

上棟の日は、建て主さんにとっても、

現場で危険な作業をしてくれる職人さんにとっても

設計をした者にとっても特別な日なのです。

*写真1枚目、2枚目は、3層吹抜けのある家、

3枚目以降は、高台に建つ三世代同居の家です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今朝は、本日着工のリフォーム工事の現場へ。

昨日、仮住まいへのお引越しを終えたクライアントさんから

現場の引き渡しを受け、近隣にご挨拶周りをしたり、

現場に残されたものをひとつひとつ、

保管しておくものか、処分するものかなど、確認いたしました。

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そして午後は、窓を考える会社YKKapの

APWセミナー&プレゼンテーション2016へ

またまた、藤沢まで行ってきました。

講師の近畿大学 建築学部 非常勤講師 太田周彰さんは、

たいへんお話が上手く、点数をつけるなら満点で、

帰り道は田中とふたり、感心することしきりでした。

写真は、そんな帰り道に撮影したものです。

1枚目の写真、左のシルエットが江の島で、

中央付近に薄っすらと富士山が見えています。

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最近では貴重な夕景を沢山の人々が眺めていました。

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また、少し前にニュースにもなりました

鎌倉のがけ崩れの現場近くを通りかかりましたので

車を止めて、近くまで行ってみることにしました。

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被害を受けた小屋がまだ残っており、

道路はまだ通行止めになっています。

警備員さんに伺うと道路中央付近に新たに防壁を設け、

近隣の安全が確保されたので、今後は、

崩壊してしまった斜面の対策工を進めるとのことでした。

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崩落した斜面の土砂は、既に取り除かれていましたが、

写真右側の集合住宅のフェンスや

その奥の戸建て住宅の建物へ流れ込んだそうです。

こう毎日、雨が続きますといろいろと弊害が出てきます。

10月は秋晴れの日が多くなることを祈っています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。