今日もまだGW中の話なのですが、

『ザ・ビューティフル 英国唯美主義 1860-1900 』の後には、

『プラネットアース IN コンサート』へ行って来ました。

『プラネットアース』と言う自然ドキュメンタリーシリーズがあります。

これは、英国BBC、日本のNHK、米国のディスカバリーチャンネル

共同で制作したもので、

全編を超高感度ハイビジョンカメラにより、のべ2000日、

40人のカメラマンが、全世界200箇所以上で撮影した作品です。

『プラネットアース IN コンサート』では、その中から

コンサート用に12のシーンに再編集したものを

大スクリーンにハイビジョンで映し出し

フルオーケストラによる生演奏で楽しむことができます。

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12のシーンの中では、

『オカバンゴへの旅』

砂漠を横断し湿地を目指す象の群れの物語。

厳しい自然環境と群れの中での親子のありかたが印象的です。

『世界の屋根 ”ツル” 』

渡り鳥のツルが、世界の屋根パミール高原を超えて旅をする物語。

ひたすらに飛び続けるその姿にこころを奪われました。

『四季』

微速度撮影で捉えたという四季の移り変わりの物語。

ごく身近に起こっていることは、

こんなにも魔法のような出来事なのだと知ることができました。

そのほかのどの物語も見応えがあり、とても素晴らしい公演でした。

残念だったことが二つ。

まずは、日本公演では、各物語ごとにライブナビゲーターによる

語りが入るのですが、これが説明のような内容で、

不要なのではないかと思ったこと。

もう一つは、自分の聴力です。

すっかり映像に気を取られて聴く方が疎かになっていました。

聴力、欲しいです。