今日は昨日のつづきで、電力使用量と

太陽光発電による売電量の推移について書きます。

先ずは、太陽光発電システムを設置する以前の

2006年10月から2007年9月の

年間電力使用量は、4,621kW(月平均385kW)でした。

この時、松匠創美の事務所で働いている人数は2名です。

そして、太陽光発電システムを設置した

2007年10月から2008年9月の

年間電力使用量は4,143kW、売電量は680kW。

この時も、事務所で働いている人数は2名です。

使用量は478kW減り、680kW余剰電力を生みました。

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そして、2008年10月から2009年9月の

年間電力使用量は4,196kW、売電量は479kW。

ここで、事務所で働く人数が一人増えて3名になります。

使用量は殆んど変化は有りませんが、所員が1名増えたことで、

昼に発電した電力を使用する量が増えたため、

余剰電力は減りました。

また、この年は天候にもあまり恵まれていなかったという

記憶が有ります。

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つづく、2009年10月から2010年9月の1年の

電力使用量は4,874kW、売電量は406kW。

更に、事務所で働く人数が一人増えて4名になっています。

それでも、2006年-2007年に比べますと、

電力使用量は微増で、売電をしている分を差し引きましたら、

電力消費量は、しっかりと減っていることになります。

更に明日は、実際の電気料金の推移を見てみたいと思います。

3.11以降、多くの方が省エネ、特に節電について考え、

努力をしていらっしゃることと思います。

最近では、「もうこれ以上の節電は無理かな」とか、

ウォシュレットのコンセントも「使うときだけ挿している」

とおっしゃる方までいたりします。

また今日は、電気、都市ガス共に4ヶ月連続で前月に比べて

値上げになるとのニュースが聞かれました。

原燃料価格の変動によるもので、

福島第1原発事故は影響していないようですが、

家計の為には、更なる、省エネ努力をしないといけない感じです。

2008年
松匠創美では、2007年に太陽光発電のパネルを乗せました。

それから、3年半の月日が経ちましたので、

この機会に、発電量などのデータが、参考になればと思い、

公開してみたいと思います。

先ずは導入費用、太陽光発電システム一式で170万円でした。

(平成19年時点での補助金は一切有りませんでした)

そして、設置工事後、電力会社と電力受給契約を交わし、

1.876kWの発電量の松匠創美太陽電池発電所として

経済産大臣の認定をとりました。

(この手続きは電力会社が代行してくれます)

晴れて、お日様の光で発電開始です。

長くなってしまいますので、発電量などについての

つづきは、また明日。

「異例の速さ」とのこと。

今年は台風も1号から日本付近まで来たりと、

例年とは異なるようです。

今日は、改修工事のお打ち合わせがありまして、

その際も、工事の時期についての話になり、中々読めない

近年の季節の移り変わりについての話題になりました。

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ちょっと疲れ気味の週後半、金曜日の夜、

栄養補給をしに、佐野元春さんの話を聞きに行って来ました。

ソングライティングについてのお話は、

私自身は殆んど、縁のない分野の話でしたが、

如何にパブリックな行為であるという自覚の元、

行われていることなのかがよく解りました。

そして、建築の中でも住宅と言う

とてもプライベートな空間を設計する行為との比較をしながら、

興味深く、聴くことが出来ました。

時には、ライブ以外の佐野さんも良いものです。

現在建築中の現場の工期が、残すところ1ヵ月となりました。

今日は、クライアントさんと現場で最後に残っていた

窓廻りのブラインドなどについて打合せをしました。

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既に、1Fから2Fへの階段は出来ていましたので、

打合せ中の上り下りが楽にできて助かりました。

今日は2Fからロフトへの階段を加工しているところでした。

(アロハ姿ですが、決して遊んでいるわけではございません)

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そして、ほぼ壁が出来上がった現場で打合せをしたことで、

修正するとより良くなりそうな点が見つかりました。

クライアントさんと棟梁に相談の結果、修正するコトになりました。

修正とは言え、今回のようなワクワクする修正は良いものです。

仕上がりが、楽しみです。

昨日は、11年程前に設計させていただいたお宅へ伺いました。

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今回、震災にあったことで、

「いろいろな事がとてつもなく心配になってしまったんです」

とのご連絡を受け、お話をした結果、築10年を超えたことですし、

この機会に耐震診断をしてみましょうと言うことになりました。

そこで、現状の劣化状況を確認に伺いました。

劣化と評価されるような部分はほぼ見当たらず、

コンディションが良かったことに、ひと安心です。

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窓には飛散防止フィルムを貼ることにしたそうですが、

余震で吹抜の窓ガラスが割れて落下してくることが心配でと、

ひと先ずご自分でテープを張られてありました。

今回こうしてお久しぶりに暮らしぶりを拝見させていただいて、

その変化の様子を、窺うことができたことは、

とても貴重な体験でした。

診断の結果が出ましたら、ご報告に上がりたいと思います。