今日はリフォームのご相談をいただきまして、

都内大田区へ行ってきました。

車で向かいましたので、道中が暑いことは予想しておりましたが、

アスファルトの照り返しは、本当に厳しいものでした。

154

お邪魔させて頂いたお宅は、昭和の香りたっぷりの建物で、

窓が大きくとられており、風の通りが良く

エアコンなしでも、思いのほか涼しく感じました。

ご相談内容は、親子3世帯4世代が玄関は一つでも、

各世帯ごとに暮らしを営めるようにしたいというものでした。

114

95歳で最年長のおじい様は、これまでの暮らしは、

あまり変わらないように、少しだけ使いやすく。

60代の親世帯は、老後に備えこれまでよりコンパクトにして、

出来たスペースに、30代の共稼ぎの子世帯が、

2人目のお子さんが間もなく生まれるますので、

親世帯の力を借りながら、子育てできるようにと。

そんな思いを伺ってきました。

こちらの建物は、平屋から増築し一部建て替えたりと

その歴史は長く、ご家族と共に成長し、

みんなに愛されてきましたので、

これからも愛していただけるように、

知恵を絞って計画を立てたいと思います。

ちょうど一週間前、階段を踏み外して捻挫をしました。

001

その時に踏み外したのが、写真の階段です。

この階段、1段目が危険であることは、

従来より、十分に認識をしていました。

登って行くとこの先、右側にカーブを描いている階段です。

そのため、登る時には注意をして

左側から大周りをして登るように心がけていました。

ところが先週、注意散漫で

財布にカードをしまいながら降りてきたため、

最後の一段のことはすっかり頭から抜け落ちていました。

003

悪いことに、この時、左寄りを降りてきたため、

あると思っていた最後の一段がないので、

階段一段分の勢い付で

左足首をひねった状態で着地をしてしまいました。

一瞬息ができないくらいに、痛かったです。

そして、今日までは、自分の不注意が招いたことと

反省をしていたのですが、

本日、再訪しましたところ、

構造上仕方のない理由が全く見受けられないにも拘らず、

「階段の造りは構造上仕方ないのでご理解ください」と言われ

パブリックな階段を趣味で危険な階段に作ることの罪深さを

もう少し、理解した方が良いのではないかと思ってしまいました。

職業病です。

とは言うものの、絶対的に不注意は危険ですので、

今後は気を付けるようにしたいと思います。

以前ご自宅の新築をさせいただいたクライアントさんから

昨年末、ご実家を相続したので、その耐震診断をして欲しい

とのご依頼を受けました。

そこで耐震診断を行いましたところ

診断結果はかなり深刻なもので「倒壊の恐れあり」でした。

そのため早速、耐震補強計画を立て、予算組みをして、

今日は天井の一部を解体して、詳細の確認をいたしました。

012

新耐震以降の建物とはいえ、阪神淡路の大震災以前の建物、

まだまだ、おおらかな時代だったのでしょう、

火打ち梁(写真の1本だけ斜めに入っている材)には、

一か所としてボルトが留められていません。

016

柱と梁にカスガイ金物も打たれていなければ、

筋違いにも、筋違い用の金物は取り付けられていませんでした。

設計上、既に「倒壊の恐れあり」の建物で、

更には、最低限の施工もされていないという

状況を目の当たりにして、

これまで何事もなく、良かったと思うしかありません。

この建物一部店舗のため、時間を余りかけられないのですが、

来週から、本工事に入ります。

知恵を絞って、耐震性を向上させ、

安心して暮らせるように、努力をしたいと思います。