昨日引き渡したリフォーム工事でもキッチンや造作家具は

オリジナルで大工の手による製作物にしました。

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終の棲家としてのリフォームでも有りましたので、

手の届きにくくなる吊戸棚は設けず、動線も短くまとめました。

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キッチンのベースキャビネットはコの字型で動線を短くした分、

開き戸だと身体を交わすことが難しくなるので

原則、引戸にしました。

これなら、娘さんと一緒にキッチンに立っても大丈夫です。

また、突き当たりにはゴミ箱を置くためのスペース確保しました。

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食器棚はカウンターキャビネットと吊戸棚の組み合わせで

引き出しの高さは収納するものから想定して決めました。

そして、床と壁の板張りはナチュラルカラーでしたので

造作家具は着色をするコトを提案しました。

お陰で全体が締まってよかったと

クライアントさんにも言って頂きました。

 

□ 松匠創美 設計 久保歩美
https://hayama-ie.jp/story#staff

今日は先日お引渡しを済ませたお宅の

残工事の立会いに行って来ました。

その際、少し時間がありましたので、

洗面脱衣室の写真を撮ることができましたのでご紹介します。

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今回のご依頼は、

「ニセモノの部分は全て撤去して、本物で造ってください。」

との、うれしいものでしたので

洗面台は無垢のウォールナット材を使って

オリジナルで大工造りにしました。

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扉は建具屋さんに依頼をして製作していただきました。

もちろん、入口のドアも米杉の無垢で製作。

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洗面台と同様に三面鏡の隣で洗濯機の上部には

リネン収納用の棚を設けました。

更に上部には視界が抜けるようにと換気のための窓を設けて、

閉塞感が緩和されるようにと考えました。

洗面台もドアも古い建物によく馴染んで

違和感なく溶け込むことが出来ました。

□ 松匠創美 設計 久保歩美
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先日改修工事が終わり、お引越しが完了したところで

いいお天気でしたので、外観の写真を撮りました。

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今回は意匠的にはほとんど変わっていないのですが

性能はかなり向上していますので、ご紹介したいと思います。

まず、外壁は古い板を全て撤去しました。

そして、土塗り壁は補修を施し耐震性の確保を

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次に断熱材を充填するコトで温熱環境を向上をさせて、

防水性を持たせるために暴雨防風透湿シートも貼りました。

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開口部は全て断熱サッシに入れ替えをして

最後の仕上は、新たに杉の下見板を張り、

漆喰部分は化粧直しをして外壁の完成です。

建物右側の格子戸は今回ブロック塀を撤去して

ウィンドサーフィンのボードを置くために設けたものです。

建物の雰囲気に溶け込んでとても良かったと思っています。

 

□ 松匠創美 設計 久保歩美
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