写真の美味しそうな朱色のものは、

ホオズキのようにも見えなくありませんが、

ツルウメモドキの種子です。

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2週間ほど前に花屋さんで見つけて、

連れて帰った時にはまだまだ緑色をしていました。

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ところが数日間で、みるみる熟していき、

熟した果実の中から朱色の種子が姿を現しました。

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ドライになったパンパスと一緒に生けていたのですが、

少し寂しげだった雰囲気が一転、

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とても華やかに秋らしい雰囲気になりました。

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最後に、先日出先で、「これって、蠍じゃないよねー」と

ある女性から呼び止められた際に撮った写真をご紹介。

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写真に写っているのは、

その場では、クモということまでしか判らなかったため、

帰って調べてみて、ワカバグモだと判りました。

カニグモ科のクモで、前2脚が長く、後ろ2脚が短いので、

蠍?と形容したくなる気持ちもわかるような気がしました。

私は初めて遭遇しましたが、ごく普通にいるクモとのことです、

お近くにも生息しているかも知れません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今朝は、本日着工のリフォーム工事の現場へ。

昨日、仮住まいへのお引越しを終えたクライアントさんから

現場の引き渡しを受け、近隣にご挨拶周りをしたり、

現場に残されたものをひとつひとつ、

保管しておくものか、処分するものかなど、確認いたしました。

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そして午後は、窓を考える会社YKKapの

APWセミナー&プレゼンテーション2016へ

またまた、藤沢まで行ってきました。

講師の近畿大学 建築学部 非常勤講師 太田周彰さんは、

たいへんお話が上手く、点数をつけるなら満点で、

帰り道は田中とふたり、感心することしきりでした。

写真は、そんな帰り道に撮影したものです。

1枚目の写真、左のシルエットが江の島で、

中央付近に薄っすらと富士山が見えています。

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最近では貴重な夕景を沢山の人々が眺めていました。

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また、少し前にニュースにもなりました

鎌倉のがけ崩れの現場近くを通りかかりましたので

車を止めて、近くまで行ってみることにしました。

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被害を受けた小屋がまだ残っており、

道路はまだ通行止めになっています。

警備員さんに伺うと道路中央付近に新たに防壁を設け、

近隣の安全が確保されたので、今後は、

崩壊してしまった斜面の対策工を進めるとのことでした。

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崩落した斜面の土砂は、既に取り除かれていましたが、

写真右側の集合住宅のフェンスや

その奥の戸建て住宅の建物へ流れ込んだそうです。

こう毎日、雨が続きますといろいろと弊害が出てきます。

10月は秋晴れの日が多くなることを祈っています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

昨日は、打ち合わせを終えた後、藤沢市にあります

旧後藤医院鵠沼分院(現 鵠沼橋市民の家)へ、

建物の見学と歴史的建造物を使い続けるための勉強会へ

参加してきました。

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旧後藤医院鵠沼分院は後藤胃腸内科医院の鵠沼分院として

昭和8年(1933年)に開院したもので、併用住宅です。

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とても特徴的なのは窓の造りです。

室内側は引き違いのガラス戸、

屋外側は上げ下げ窓が出窓式になっており、

その間には、ロールスクリーンとカーテンが設けられています。

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更には窓の下に、換気や掃き出し窓に代わる開口として、

小さな扉が設けられていてます。

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扉を開けると目は粗いですが網が貼られているのが見えます。

細かいところまで丁寧な気遣いがしてあります。

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外部側から見るとこんな感じになっています。

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天井の高い部屋には、部屋の隅に開口を設け

小屋裏から腰窓へ空気が抜けていくようになっています。

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また、医院部分の天井は高く、個室のドアの上部に、

小窓を設け、この窓を開け閉めすることで、

小屋裏空間へと空気が抜けていくように工夫されています。

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入母屋の屋根の上に設けられた、3箇所の腰屋根部分に

開口が設けられていて、夏はこれらを開けることで、

室内で熱した空気を排出し、冬は閉じて

熱を逃がさないようにと調節をしていたものと思われます。

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トイレの床付近に設けられた開口の向こう側は、検査室で、

今と変わらないシステムがすでにあったことが分かります。

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他にも受付なども昭和初期の姿がそのまま残っており、

どこもとても興味深く、もっともっと見ていたい建物でした。

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お誘いいただきまして、ありがとうございました。

また、最後までお読み下さり、ありがごうございました。